iPhoneをWi-Fiルーターに無線接続すると「安全性の低いセキュリティ」と表示されます(iOS 14)
Q
iPhone(iOS 14)をWi-Fiルーターに無線接続すると、「安全性の低いセキュリティ」と表示されます
A
最新のiOSを搭載した端末からWi-Fiルーターに無線接続した際、設定されている認証方式や暗号方式の組み合わせによっては、iOS側が安全性が低いと判断する場合があります。表示される組み合わせについては下記表をご確認ください。
無線の認証 | 無線の暗号化 | 「安全性の低いセキュリティ」の表示 |
---|---|---|
- | WEP64 | 表示される |
- | WEP128 | 表示される |
WPA-PSK | TKIP | 表示される |
WPA-PSK
WPA Personal
|
AES | 表示される |
WPA/WPA2-mixed mode PSK WPA/WPA2 Personal |
TKIP/AES mixed mode | 表示される(iOS 14以降) |
WPA2-PSK WPA2 Personal |
AES | 表示されない |
WPA2/WPA3 Personal | AES | 表示されない |
WPA3 Personal | AES | 表示されない |
バッファロー製Wi-Fiルーターは、出荷時設定はWPA2 Personalですが、無線引っ越し機能やAOSS機能を利用するとWPA/WPA2 Personalに変更されます。以下の手順で、Wi-Fiルーターの設定と、iOS端末の無線設定を変更してください。
1. WPA3で接続できるか確認します。
接続するWi-FiルーターがWPA3に対応しているか確認します。WPA3に対応している機種は下記になります。(2024年5月現在)
WXR18000BE10P
WXR-11000XE12
WXR-6000AX12P
WXR-6000AX12S
WXR-6000AX12B
WXR-5950AX12
WXR-5700AX7P
WXR-5700AX7S
WXR-5700AX7B
WNR-5400XE6P
WNR-5400XE6
WNR-3000AX4
WSR-6000AX8P
WSR-6000AX8
WSR-5400XE6
WSR-5400AX6P
WSR-5400AX6
WSR-5400AX6S
WSR-5400AX6B
WSR-3200AX4S
WSR-3200AX4B
WSR-3000AX4P
WSR-N3000AX4P
WSR-2533DHPLS
WSR-2533DHPLB
WSR-1800AX4P
WSR-1800AX4S
WSR-1800AX4B
WSR-1800AX4
WSR-1800AX4-KH
WSR-1500AX2S
WSR-1500AX2B
WSR-1500AX2L
WSR-1500AX2L-KH
WSR-1500AX2L/PL
以下の手順は、Wi-Fiルーターに有線接続しているパソコンから行ってください。
無線端末しかない場合は初期化および再設定が必要になります。
こちらの手順をご確認ください。
2. AOSS接続している場合は、AOSSを無効にして接続します。
1) パソコンからWi-Fiルーターの設定画面を表示します。
2) [詳細設定]をクリックし、[無線設定]-[AOSS]を開き、「AOSS状態」の欄を確認します。
AOSS有効の場合は、AOSSを無効にしてから暗号化設定を行います。
3) 「無線設定」-「2.4GHz」または「5GHz」を開きます。
※接続している方の帯域を開きます
4) SSID1 のSSIDとWPA-PSK(事前共有キー)をメモします。
5) [無線設定]-[AOSS]を開き、「AOSS有効」の右のボタンをクリックし、AOSSを無効化します。
「AOSS状態」が「AOSS無効」になったことを確認します。
6) 「無線設定」-「2.4GHz」または「5GHz」を開きます。
※接続している方の帯域を開きます
7) 無線設定を下記のように変更します。
SSID1 のSSIDとWPA-PSK(事前共有キー)を、4) でメモした設定値に変更
「無線の認証」を「WPA2 Personal」または「WPA2-PSK」に変更
「無線の暗号化」を「AES」に変更
画面右下の「設定」ボタンをクリックします。
8) iOS端末から、7)で設定したSSID・暗号化キーで接続します。
以上で設定完了です。iOS端末に「安全性の低いセキュリティ」が表示されないことを確認してください。
AOSSを無効にしたことで、中継機が切断された場合は、こちらをご確認ください
3.無線の暗号化設定を変更します。
2) 「詳細設定」をクリックし、「無線設定」-「2.4GHz」または「5GHz」を開きます。
※接続している方の帯域を開きます
3) 無線の認証と暗号化を変更します。
「無線の認証」を「WPA2 Personal」または「WPA2-PSK」に変更
「無線の暗号化」を「AES」に変更
画面右下の「設定」ボタンをクリックします。
以上で設定完了です。iOS端末に「安全性の低いセキュリティ」が表示されないことを確認してください。
Wi-Fiルーターに有線接続できるパソコンがない場合
初期化および再設定を行います。
再設定の際、プロバイダーから送付された資料に記載されている接続先ユーザー名・パスワードが必要になります。
プロバイダーから送付された資料を手元に用意してから下記手順を行ってください。
1.Wi-Fiルーターを初期化します。 初期化手順はこちら
2.各端末から、AOSS/WPSボタンを使用しないで無線接続します。
必ず「パスワードを入力して接続する方法」で接続してください
AOSSを無効にしたら、中継機が切断された場合
Wi-Fiルーター(無線LAN親機)の暗号化設定の変更が完了し、Wi-Fiルーターに接続しているiOS端末で「安全性の低いセキュリティ」が表示されないことを確認した後、下記を行ってください。
1.中継機を初期化します。 初期化方法はこちら
2. AOSS/WPSボタンを使用しないで親機と無線接続します。
接続方法は中継機の取扱説明書をご確認ください。
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