USB4対応SSDを使用しても想定されるパフォーマンスが出ません

公開日:

更新日:

ID: 124160287

Q

詳細

WindowsパソコンでUSB4として認識・動作しているにも関わらず、専用のベンチマークソフトを用いても、書き込み速度が200~300MB/s程度のパフォーマンスしか出ません。

USB4対応TypeC端子で、USB4で認識・動作しているにも関わらず、最大3,000~3,400MB/s程度のパフォーマンスしか出ません。

USB4対応SSDを使用しているにも関わらず、パフォーマンスが低いです。

A

以下を順にご確認ください。

1. 接続しているType-C端子がUSB4に対応しているか確認します。

Type-C端子がThunderbolt 4に対応している場合、USB4で動作します。

2. 接続している商品が、USB4で動作しているか確認します。
対象の商品がUSB4で動作しているか確認してください。

商品を接続しているパソコンがUSB4に対応しているにも関わらず、商品がUSB4で接続されない場合は下記をご確認ください。

3. 接続している商品のファームウェアを最新版へアップデートします。
商品のファームウェアが最新ではない場合、パフォーマンスが出ない場合があります。

4. Windows でデバイスの書き込みキャッシュを有効にしていない場合は、設定を完了します。
同設定を行っていない場合、書き込み速度が200~300MB/s程度のパフォーマンスしか出ない場合があります。
設定方法の詳細は下記をご確認ください。

5. ファンが内蔵されている商品を使用しており、商品のファンがOFFになっている場合は、ONにします。
ファンが回らない場合、使用環境によってはパフォーマンスが低下する場合があります。

6. 商品を接続しているパソコンのOSを最新版へアップデートします。
最新のOSビルドを適用していない場合、パフォーマンスが出ない場合があります。

7. Windowsパソコンで、接続しているType-C端子がThunderboltに対応している場合、Thunderboltの ファームウェア(NVM firmware)のバージョンを確認します。
ファームウェア(NVM firmware)のバージョンが古い場合、アップデートを行わないとUSB4の本来の速度で動作しない場合があります。

ファームウェア(NVM firmware)の確認方法やアップデート方法については下記FAQをご確認ください。

8. 商品を接続しているパソコンの環境を確認します。
当社において、Read最大3,800MB/s程度、Write最大3,700MB/s程度(※いずれも商品が対応している場合)のパフォーマンスが発揮されることが確認できたのは、以下の環境です。

OS CPU/プラットフォーム
Windows 11 AMD Ryzen 5 PRO 7540U
Windows 11 AMD Ryzen 5 PRO 6650U
Windows 11 AMD Ryzen 5 6600U

特定のCPUを搭載した一部パソコンでは、CPU側の設計・仕様により最大3,000~3,400MB/s程度のパフォーマンスしか出ない場合があります。
USB4は次世代の新規格であり、USB4対応SSDのパフォーマンスは、CPUなどUSB4ホストコントローラーの設計・仕様に強く依存します。使用しているパソコンによっては、USB4対応SSD商品の最高性能が発揮されない場合があります。

値はあくまで当社の調査により得られたものであり、実際のパフォーマンスは商品やご利用環境に依存します。

9. 使用しているUSBケーブルが、本商品付属のUSBケーブルまたは当社製のUSB4ケーブルであることを確認します。
当社製のUSB4ケーブル以外を用いると、パフォーマンスが出ない場合があります。

10. みまもり合図に対応した商品をお使いの場合、みまもり合図の画面で対象商品が劣化していないことを確認します。

11. 測定条件を確認します。
例えばファイルコピー時の速度・時間を実測する場合、測定方法として適切か確認してください。
コピー元やコピー先のデバイスの性能、コピーに使用するファイルの容量や個数、およびその他条件によって、商品の公称値と乖離が出る場合があります。

商品公称値の測定環境・条件については、商品ページをご覧ください。

専用のベンチマークソフトを用いて測定している場合、ご使用のベンチマークソフトウェアが最新のバージョンか確認してください。
また、測定時に正しく対象商品を選択・測定しているか確認してください。

なお、本商品内にデータが保存されている場合、パフォーマンスが低下する場合があります。一度データをすべて削除した上でフォーマットを実施し、1分ほど待ってから再測定してください。

ハードディスク/SSDのフォーマット手順

以上

このご質問の対象となる商品・OS・接続機器を表示

商品

OS・接続機器