内蔵ハードディスクを交換している時にエラーが発生しました(Terastation)

公開日:

更新日:

ID: 16287

Q

内蔵ハードディスクを交換している時にエラーが発生しました。

A

エラー内容、または状態を選択し詳細を確認ください。

「プレックスが見つかりません」(WSで始まる商品)

状態

HD1もしくは2を交換時に容量不足でDドライブのHDの再構築ができず、「プレックスが見つかりません」というエラーが表示されます。

原因

Dドライブに割り当てるHD容量が若干不足している。

対策

1. Cドライブのミラーを削除しシングルの状態に変更します。

2. Cドライブのボリュームを50MBほど小さくします。

ディスク管理画面でCドライブを右クリックし、[ボリュームの縮小‐50MB少ない容量にする]を選択します。

3. 手順通りCドライブから修復を実施します。

「システムのブート構成データを更新できませんでした。bcdedit.exeを使って手動で更新してください。」(WSで始まる商品)

状態

HD1もしくはHD2のシステム領域を含むHDを交換する際、エラー「システムのブート構成データを更新できませんでした。bcdedit.exeを使って手動で更新してください。」が発生します。

対策

ファームウェアの上書きアップデートを実施します。

HDが装着できない/途中で引っかかって奥まで入らない

対策

1. 交換HDの型番が間違ってないか確認します。

2. 取扱説明書を確認しHD交換方法が誤っていないか確認します。

HDが複数故障(RAID1)

対策

WS5200シリーズ

HDを2本交換し、付属のUSBメモリーからOSリカバリーし初期化します。データを復旧することはできません。

WS5200シリーズ以外のHD2台搭載NASは復旧することはできませんので修理に出してください。

HDが複数故障(RAID5)

データは復旧できません。共有フォルダー関連以外の基本設定だけ残ります。

対策

1. RAIDアレイが壊れているため、Web設定画面でRAIDを削除し、新しいHDを取り付けてフォーマットしてください。

2. RAIDを再作成してください。

HDが複数故障(RAID6)

データは保持されています。

対策

1.バックアップを行った後にHD交換します。

2. 交換した各HDをWeb画面よりフォーマットします。

3.Web設定画面でディスクを取り外します。

物理的に外す必要はありません

4. 2台とも取り外したら、Web設定画面よりディスクを選択して再認識します。

5. [ディスク-RAID]を選択し、障害の発生したRAIDアレイを選択します。

6. 交換HDをすべて選択して「RAIDアレイの修復」ボタンを押します。

HD交換中、共有フォルダーへのアクセスができなくなった

詳細

以下の場合にファイル共有が停止するため、3分ほどデータへのアクセスができなくなります。

HD交換してリビルドを開始した

HDをWeb画面画面より取り外した

TeraStationからUSB HDを取り外した

USB HDを取り付けた

Web設定画面よりHDをフォーマットした

ハードディスクのラベルに記載されている容量と交換用HDの容量が異なる

詳細

交換用HDの型番が正しければ問題ありません。

「I32」が表示され、RAIDリビルドやフォーマットできない(TSで始まる商品)

原因

ファンクションボタンからRAIDリビルドやフォーマットができない状態です。

対策

設定画面からRAIDリビルドを行ってください。

設定画面でもリビルドやフォーマットができない場合は、電源をOFFにし交換HDを外して起動します。起動後に交換HDを取り付けI31になるか確認します。

改善しない場合はRAIDを削除した後にフォーマットを行い、RAIDを作り直してください。

RaidBuilderでGPTバーテーションでないとエラーがでる(WSで始まる商品)

原因

交換用HDの容量が2TBを超えています。

対策

先にディスクの管理を開いて交換HDを初期化してGPTパーテーションに変更してください。

設定画面にRAIDリビルド中の旨が表示される(TSで始まる商品)

原因

RAIDリビルド中です。

対策

RIADリビルド中は設定を行うことができません。ハードディスクが故障した直後であればしばらくお待ちください。

数時間待っても表示される場合は、RAIDから切り離されたハードディスクが再度組み込まれた可能性があります。

改善しない場合は電源をOFFにし、交換したハードディスクを外した状態で電源をONにし、再度付け直してください。

交換HDが通常モードになる/HD交換時に間違って新しいHDをフォーマットしてしまった

対策

1. Web設定画面の「システム」-「ディスク」より間違ってフォーマットした新しいHDを選択して「ディスクの取り外し」をクリックしてください。

2. 「ディスクの再認識」をクリックしてください。
「システム」-「ディスク」-「RAIDアレイ」でRAIDアレイを選択して「アレイの修復」を実施ください。

交換したハードディスクが認識されない/RAIDリビルドやフォーマットができない

対策

設定画面で再認識ボタンをクリックし認識させます。

認識されない場合は、交換したハードディスクを取り外し、付け直します。
改善しない場合は電源をOFFにし、交換したハードディスクを外した状態で電源をONにし、再度付け直してください。

交換したハードディスクが未フォーマットになる(TSで始まる商品)

対策

液晶ディスプレイやNAS NAvigator2に表示されるエラー画面によって対応方法が異なります。

I31

ファンクションスイッチを押してください。

I32

RAIDを削除した後にフォーマットを行い、RAIDを再作成してください。

HD交換時にスペアディスクが組み込まれてRAIDアレイが再構成される

状態

スペアディスクがある場合のHD交換、HD故障時にスペアディスクが組み込まれてRAIDアレイが再構成されました。

対策

通常通りHD交換を行ってください。
交換したHDがスペアディスクに組み込まれます。

交換HDが勝手にスペアディスクになってしまう

状態

スペアディスクでないのに交換HDが勝手にスペアディスクになってしまいます。

対策

1. 電源OFFし、スペアディスクになった交換HDを抜き取ります。

2. 抜いた状態で起動し、完全に起動したら交換HDを装着します。

3. Web設定画面の「ディスク」より交換HDを選択しフォーマットします。

4. フォーマット完了後にWeb設定画面より取り外しボタンを押します。

物理的に外す必要はありません

5. 再認識ボタンを押し、RAIDアレイの現在のRAIDアレイをクリックして開き、RAIDの修復を実施します。

RAIDリビルド中に他のハードディスク(2台目)が故障(RAID1、RAID5)

対策

RAID削除後に新しいハードディスクを取り付け、フォーマットしてからRAIDを作り直してください。データを復旧することはできません。

データ復旧業者に依頼すればデータを復旧できる可能性があります。

RAIDリビルド中に他のハードディスク(2台目)が故障(RAID6)

対策

ハードディスク2台が破損してもハードディスクを交換すればデータを復旧できます。1台目のリビルドが完了したら、2台目のハードディスクを交換してください。

RAIDリビルド中に「ディスクの管理」画面で進捗状況(%)を確認できない(WSで始まる商品)

原因

OSの仕様により、「ディスクの管理」画面を開いたままで、1%以上の進捗がないと進捗状況(%)は表示されません。

対策

「ディスクの管理」画面を開いたままお待ちください。

進捗状況(%)が「ディスクの管理」画面に表示されても、一旦閉じると再度開いても表示されなくなります。ご注意ください。

このご質問の対象となる商品・OS・接続機器を表示

商品

OS・接続機器