内蔵ハードディスクを交換している時にエラーが発生しました(Terastation)
Q
【参考FAQ】 お困りの状況別 TeraStationトラブルシューティング
A
エラー内容、または状態を選択し詳細を確認ください。
「プレックスが見つかりません」(WSで始まる商品)
状態
HD1もしくは2を交換時に容量不足でDドライブのHDの再構築ができず、「プレックスが見つかりません」というエラーが表示されます。
原因
Dドライブに割り当てるHD容量が若干不足している。
対策
1. Cドライブのミラーを削除しシングルの状態に変更します。
2. Cドライブのボリュームを50MBほど小さくします。
ディスク管理画面でCドライブを右クリックし、[ボリュームの縮小‐50MB少ない容量にする]を選択します。
3. 手順通りCドライブから修復を実施します。
「システムのブート構成データを更新できませんでした。bcdedit.exeを使って手動で更新してください。」(WSで始まる商品)
状態
HD1もしくはHD2のシステム領域を含むHDを交換する際、エラー「システムのブート構成データを更新できませんでした。bcdedit.exeを使って手動で更新してください。」が発生します。
対策
ファームウェアの上書きアップデートを実施します。
HDが装着できない/途中で引っかかって奥まで入らない
HDが複数故障(RAID1)
対策
WS5200シリーズ
HDを2本交換し、付属のUSBメモリーからOSリカバリーし初期化します。データを復旧することはできません。
WS5200シリーズ以外のHD2台搭載NASは復旧することはできませんので修理に出してください。
HDが複数故障(RAID5)
データは復旧できません。共有フォルダー関連以外の基本設定だけ残ります。
対策
1. RAIDアレイが壊れているため、Web設定画面でRAIDを削除し、新しいHDを取り付けてフォーマットしてください。
2. RAIDを再作成してください。
HDが複数故障(RAID6)
データは保持されています。
対策
1.バックアップを行った後にHD交換します。
2. 交換した各HDをWeb画面よりフォーマットします。
3.Web設定画面でディスクを取り外します。
物理的に外す必要はありません
4. 2台とも取り外したら、Web設定画面よりディスクを選択して再認識します。
5. [ディスク-RAID]を選択し、障害の発生したRAIDアレイを選択します。
6. 交換HDをすべて選択して「RAIDアレイの修復」ボタンを押します。
HD交換中、共有フォルダーへのアクセスができなくなった
詳細
以下の場合にファイル共有が停止するため、3分ほどデータへのアクセスができなくなります。
ハードディスクのラベルに記載されている容量と交換用HDの容量が異なる
詳細
交換用HDの型番が正しければ問題ありません。
「I32」が表示され、RAIDリビルドやフォーマットできない(TSで始まる商品)
原因
ファンクションボタンからRAIDリビルドやフォーマットができない状態です。
対策
設定画面からRAIDリビルドを行ってください。
設定画面でもリビルドやフォーマットができない場合は、電源をOFFにし交換HDを外して起動します。起動後に交換HDを取り付け後「I31」が通知されるか確認します。
改善しない場合はRAIDを削除した後にフォーマットを行い、RAIDを作り直してください。
RaidBuilderでGPTバーテーションでないとエラーがでる(WSで始まる商品)
原因
交換用HDの容量が2TBを超えています。
対策
先にディスクの管理を開いて交換HDを初期化してGPTパーテーションに変更してください。
設定画面にRAIDリビルド中の旨が表示される(TSで始まる商品)
原因
RAIDリビルド中です。
対策
RIADリビルド中は設定を行うことができません。ハードディスクが故障した直後であればしばらくお待ちください。
数時間待っても表示される場合は、RAIDから切り離されたハードディスクが再度組み込まれた可能性があります。
改善しない場合は電源をOFFにし、交換したハードディスクを外した状態で電源をONにし、再度付け直してください。
交換HDが通常モードになる/HD交換時に間違って新しいHDをフォーマットしてしまった
対策
1. Web設定画面の「システム」-「ディスク」より間違ってフォーマットした新しいHDを選択して「ディスクの取り外し」をクリックしてください。
2. 「ディスクの再認識」をクリックしてください。
「システム」-「ディスク」-「RAIDアレイ」でRAIDアレイを選択して「アレイの修復」を実施ください。
交換したハードディスクが認識されない/RAIDリビルドやフォーマットができない
対策
設定画面で再認識ボタンをクリックし認識させます。
認識されない場合は、交換したハードディスクを取り外し、付け直します。
改善しない場合は電源をOFFにし、交換したハードディスクを外した状態で電源をONにし、再度付け直してください。
交換したハードディスクが未フォーマットになる(TSで始まる商品)
対策
液晶ディスプレイやNAS NAvigator2に表示されるエラー画面によって対応方法が異なります。
I31
ファンクションスイッチを押してください。
I32
RAIDを削除した後にフォーマットを行い、RAIDを再作成してください。
HD交換時にスペアディスクが組み込まれてRAIDアレイが再構成される
状態
スペアディスクがある場合のHD交換、HD故障時にスペアディスクが組み込まれてRAIDアレイが再構成されました。
対策
通常通りHD交換を行ってください。
交換したHDがスペアディスクに組み込まれます。
交換HDが勝手にスペアディスクになってしまう
状態
スペアディスクでないのに交換HDが勝手にスペアディスクになってしまいます。
対策
1. 電源OFFし、スペアディスクになった交換HDを抜き取ります。
2. 抜いた状態で起動し、完全に起動したら交換HDを装着します。
3. Web設定画面の「ディスク」より交換HDを選択しフォーマットします。
4. フォーマット完了後にWeb設定画面より取り外しボタンを押します。
物理的に外す必要はありません
5. 再認識ボタンを押し、RAIDアレイの現在のRAIDアレイをクリックして開き、RAIDの修復を実施します。
RAIDリビルド中に他のハードディスク(2台目)が故障(RAID1、RAID5)
対策
RAID削除後に新しいハードディスクを取り付け、フォーマットしてからRAIDを作り直してください。データを復旧することはできません。
データ復旧業者に依頼すればデータを復旧できる可能性があります。
RAIDリビルド中に他のハードディスク(2台目)が故障(RAID6)
RAIDリビルド中に「ディスクの管理」画面で進捗状況(%)を確認できない(WSで始まる商品)
原因
OSの仕様により、「ディスクの管理」画面を開いたままで、1%以上の進捗がないと進捗状況(%)は表示されません。
対策
「ディスクの管理」画面を開いたままお待ちください。
進捗状況(%)が「ディスクの管理」画面に表示されても、一旦閉じると再度開いても表示されなくなります。ご注意ください。
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