USBメモリがパソコンで認識しない?そんな時の対処法

パソコンやスマートフォンなど多くのデバイスに接続でき、持ち運びが便利という点から多く使われているUSBメモリ。

仕事のデータの受け渡しなどで使われる方も多いのではないでしょうか?
大切な仕事のデータが入っているUSBメモリをパソコンに挿したけど認識しない...

そんな時に焦ってしまわないようにこの記事ではUSBメモリがパソコンで認識しない時の原因や対処法についてまとめました。

目次

1.USBメモリを挿した時「ドライブを使うにはフォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」と聞かれたら

USBメモリをパソコンに挿し込んだ際に「ドライブを使うにはフォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」とエラーが表示されることがあります。

正確にはOSによって異なるのですが、以下のようなパターンがあります。

ドライブを使うにはフォーマットする必要があります。フォーマットしますか?
(Windows Vista、7、8、10)

ディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか?
※Windows XP

USBメモリの中に大切なデータがある場合、絶対に承諾しないでください。
フォーマットをしてしまうと、USBメモリが初期化されてしまいます。

間違えてフォーマットをしてしまった場合、まずはUSBメモリをパソコンから抜きましょう。
フォーマットをしてから新しく書き込みなどがされていなければ後からデータを復旧できる可能性があります。

その場合はデータ復旧サービスをご検討いただくのが一番安全かと思われます。

2.パソコンでUSBメモリを認識しない時の原因について

USBメモリ自体が故障している

USBハブが認識されない

パソコン側のUSB受け口にしっかり挿し込まれていない。または、接点不良を起こしている。

USBメモリやパソコンが物理的に問題はないが認識しない

原因は「USBメモリ自体に問題がある」か「パソコン側(USBハブ)に問題がある」かの2つに分類されます。

USBメモリ自体の問題は大きく分けて「物理障害」と「論理障害」の2つに分けられます。

USBメモリの物理障害について

USBメモリの故障原因について、書き換え回数・脱着時の衝撃などによる破損や経年劣化などが考えられます。

USBメモリはその使い方として頻繁に脱着を繰り返しますが、その過程で意図せず強い力が加わってしまった場合に壊れることがあります。

また、USBメモリに使われているフラッシュメモリーには寿命があり、使用回数によって異なります。
記録方式にもよりますが、一般的には500回〜10万回までと言われています。
デフラグや映像編集、頻繁な読み書きを行う操作は劣化を引き起こしやすくなります。
フラッシュメモリーは長期間放置した場合、データが揮発し消えてしまうことがあるのも注意すべき点です。

USBメモリの論理障害について

USBメモリの中にあるどこにどんなデータを保存しておくかを管理する領域が何らかの理由によって破損した場合におきます。

USBメモリのデータが表示されない

アクセスしようとするとポップアップウィンドウが表示される
「ドライブを使うにはフォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」
「パラメータが間違っています。」
「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません。」など…

このような症状が出ている場合は論理障害の可能性が考えられます。

3.パソコンでUSBメモリを認識しない時の対処法

まず大前提としてUSBメモリに目立ったキズや外的な損傷が無いか目視でご確認ください。
よくある壊れ方としては以下のようなものがあります。

USBメモリはその製品の特性上、頻繁に抜き挿しをするので端子が曲がることがあります。
また、USBメモリは長方形型のケースをもつモデルが主流ですが、ケースの端をもって抜き挿しするとてこの作用で端子の根元に大きな負荷がかかり、根元の部分と基盤をつなぐ部分が剥がれてしまうことがあります。

それ以外にも、持ち運びがしやすいためズボンなどのポケットに入れておくと端子部分にホコリやゴミが溜まることもあります。

まずは目視で目立った損傷や異常がないかをご確認ください。
損傷がない場合、以下の手順でUSBメモリを確認していきます。

確認1.デバイスマネージャーを確認します。
確認2.ドライブ文字(ドライブレター)を変更します。
確認3.常駐ソフトを一時無効化にします。
確認4.他のUSB機器を取り外します。
確認5.USBポートを変更して確認します。
確認6.他のパソコンに接続します。

詳細な手順は以下のページに記載されていますのでこちらをご確認ください。

4.それでも認識しない場合には

4-1.デバイスマネージャーで「不明なデバイス」と表示される場合

以下の手順でデバイスマネージャーを起動し「不明なデバイス」を削除します。

その後、USBメモリを挿し直し改善がみられるかご確認ください。
それでも認識しない場合は、USBメモリの基盤上で何らかのトラブルが発生している可能性があります。この場合はデータ復旧サービスにご相談ください

USBメモリの構造は、大きく分けてデータを記録しているフラッシュメモリ部分とコントローラー部分に分けられます。フラッシュメモリ部分が無事であれば、データ復旧できる可能性は高まります。

4-2.デバイスマネージャー上の表示に問題がない場合

以下の手順でディスクの管理画面を確認します。

確認1.[ディスクの管理]を開きます。

Windows 10
画面左下のスタートボタンの上で右クリックし、[ディスクの管理] を選択します。

Windows 8 / 8.1 (デスクトップ画面で操作します)
マウスを右上端に移動し、メニューから[設定] - [コントロールパネル] を選択します。
[システムとセキュリティ] - [管理ツール] - [コンピューターの管理] を選択します。

Windows 7
[スタート] - [(マイ)コンピューター] を右クリックし、[管理] を選択します。

確認2.コンピュータの管理から [ディスクの管理] をクリックします。

ここで見られる現象の例として下記のようなものがあります。

「未割り当て」や「未フォーマット」といった文言が表示されている

USBメモリのボリュームのファイルシステム欄に「RAW」と表示される

ディスク欄に「メディアなし」と表示される

上記のいずれかの場合、USBメモリがパソコンで正しく読み込めない状況にあります。

USBメモリのフォーマット(初期化)操作によって使えるようになる場合がありますが、データは消えてしまいます。大切なデータが入っている場合はフォーマットする前にデータ復旧サービスへご相談ください。

4-3.デバイスマネージャー上で表示されない場合

下記のようにデバイスマネージャー上で表示されない場合もUSBメモリがパソコンで正しく読み込めていません。

ディスク欄にUSBメモリが表示されない

ボリュームの一覧にUSBメモリが表示されない

この場合、USBメモリが故障している恐れがあります。
修理に出してしまうと保存されているデータは消えてしまいます。大切なデータを取り出したいのにUSBメモリ内にアクセスできない場合は、まずはデータ復旧サービスへご相談ください。