企業のデータを守る
バッファローのセキュリティNAS
企業のデータを守る
バッファローのセキュリティNAS
情報漏洩のリスク、巧妙化するウイルス感染、予期せぬデータ破損、そして後を絶たない不正アクセス。現代の企業を取り巻く情報セキュリティの脅威は、ますます深刻化しています。だからこそ、平常時はもちろんのこと、万が一の緊急時や、意外と見落としがちなNASの廃棄時まで、あらゆる段階で大切な情報を守り抜く対策が不可欠です。バッファローのNASは、多層的なセキュリティ機能で、これらの潜在的なリスクにしっかりと対応。起こりうる脅威を具体的に把握し、最適な対策を講じることで、お客様のビジネスを安全に、そして力強く支えます。
セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度「JC-STAR」
IoT製品のセキュリティ水準を共通の物差しで評価・可視化することができるラベリング制度「JC-STAR」の運用が始まりました。これは経済産業省の監督のもと、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が制度を構築・運営するスキームです。 IPAは、「JC-STAR」制度の普及を目指して、以下の取組みを行うことを発表しています。
● 政府機関、重要インフラ事業者、地方公共団体など、社会的にセキュリティリスクが高く、確かな制度利用が見込まれる組織に対して、IoT製品の調達要件として、ラベル取得製品であることを含めるように働きかけ
● 業界標準として、IoT製品ベンダーと調達者・利用者が、ラベルが付与された製品の製造・販売や選定・調達するように、業界団体と協調
● 諸外国の制度と協調的な制度を構築し、相互承認を図ることで、IoT製品を海外に輸出する際に求められる適合性評価にかかるIoT製品ベンダーの負担を軽減
【出典】IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 HP
「JC-STAR活用に向けた取り組み」https://www.ipa.go.jp/security/jc-star/leverage.html
【参考】JC-STARとは?新しく運用が開始されたIoT製品セキュリティー制度を紹介
IoT製品の市場規模の増大に伴って、サイバー攻撃による犯罪に巻き込まれるリスクも増大しています。
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が運用している大規模サイバー攻撃観測網(NICTER)のダークネット観測で確認された2024年のサイバー攻撃関連パケット数(約6862億パケット)は過去最高数となりました。こうした攻撃に備えられる機能を持ったNASを選ぶことが大切です。
【出典】国立研究開発法人rann情報通信研究機構「NICTER観測レポート2024」を基に作成
https://csl.nict.go.jp/nicter-report.html
DiXiM Security Endpoint for NASを採用したウイルスチェック機能※(有償)
NASに保存・更新されるファイルがウイルスに感染していないかどうかリアルタイムで監視します。もし感染ファイルが検出されれば、自動的に専用フォルダーに隔離されるので、ウイルス感染を未然に防ぐことができ、安心してお使いいただけます。
※DiXiMは株式会社デジオンの登録商標です。
※別売りのウイルスチェック機能拡張/延長ライセンスパック「OP-EVシリーズ」の購入とライセンス登録が必要です。
2段階認証/2要素認証※※2要素認証はキキNaviの機能
設定画面へログインする際に、通常のユーザー名・パスワードだけでなく、サードパーティ製スマートフォン用アプリと連携したワンタイムパスワードを使用した2段階認証を設定しセキュリティを高めることができます。パスワードによる知識情報だけではなく、スマートフォンとアプリを使用した所持情報で認証を行うため、万が一パスワードが漏洩してしまった場合でも、第三者による不正ログインを防止します。
バッファロー独自のLinuxカスタムNAS専用OS搭載
バッファローではNASの企画・製造二十余年のノウハウを活かし、世界中の各種サーバーで利用され実績あるUNIX系OS「Linux」をカスタマイズ。機能をNAS利用に特化し、更にNAS自身のセキュリティーを強化する工夫を施しています。
本体にセキュリティワイヤーを取り付け可能なセキュリティスロット搭載
施錠可能なフロントパネルでHDDドライブの抜取りを防止
万が一ランサムウェア等ウイルスに感染してしまった場合、早急に対処し被害を最小限に抑えることが重要です。ランサムウェアによる被害に遭った企業・団体等に実施したアンケートの結果によると、調査・復旧に要する期間と費用の関係は図表のとおりであり、1億円以上の費用を要した組織の割合は、復旧に要した期間が長い方が高いと いった傾向が見らます。
異常ファイル操作検知機能
NASへ書き込まれたファイルの拡張子についてチェックを行います。異常な拡張子を検知した際は、メール、リモート管理サービス「キキNavi」で管理者へ通知することで、NASをネットワークから切り離すなどの対処が可能となり、被害の拡大を抑えることに活用いただけます。
また、スナップショット機能に対応したシリーズでは、設定した時間間隔ごとにファイルの変化量を監視、あらかじめ設定したしきい値を超える異常なファイル操作を検知した場合にはスナップショットを保持します。万が一ランサムウェアによりデータを暗号化されてしまっても、暗号化前の復元ポイントのファイルを迅速に復元できます。
不変スナップショット機能
不変スナップショットを設定することで、指定した期間はスナップショットデータを不変(イミュータブル)なデータとして保存します。
管理者権限でも削除・変更が出来ないため、ランサムウェアなどで管理者権限を利用して不正にアクセスされた場合でもデータを保護します。
スナップショット機能
スナップショット機能を利用することで、指定した時刻で定期的にファイル構成の復元ポイントを作成することが可能です。
これによりファイルの誤削除や編集ミス、また、ランサムウェアにより暗号化された場合にも、スナップショットの撮影ポイントからファイルが復元できます。ファイルの復元もWindows PCであれば、復元したいフォルダーのプロパティから簡単に復元ポイントの状態に復元ができます。
キキNavi クラウドバックアップ(有償)、履歴管理バックアップ
NASのデータをクラウドにバックアップする (有償※)
リモート管理サービス「キキNavi」の機能の1つ、「キキNavi クラウドバックアップ」。 有償の「キキNavi クラウドバックアップ ライセンスパック」をご購入いただくことで、機器の管理に加え、TeraStationの設定/データのクラウドバックアップが可能となります。
※ 対応機種: TS7010シリーズ(FW Ver.1.20以上)、TS6000シリーズ(FW Ver.5.54以上)、TS5020/TS3030シリーズ(FW ver.1.20以上)、 TS3020シリーズ(FW ver.5.08以上)、WS5020N2シリーズ(FW ver.3.90以上)、WSH5020N2(FW ver.3.90以上)(2025年6月現在)
遠隔地バックアップの選択肢としてクラウドストレージを活用
複数拠点をお持ちでないお客様でもDR対策が可能。 バックアップ機器管理も不要となるため、管理工数を削減することができます。
従来の運用(拠点間接続)
本サービスの活用メリット
NASの設定もバックアップ/復元(リプレース)可能※TeraStation WSSは設定の保存・復元には非対応です。
ファイルなどのデータだけでなく、ユーザー/グループ/アクセス権限などの設定情報もあわせてバックアップ/復元(リプレース)することができます。
一般的なバックアップ
データのみバックアップ/復元
NASへの設定(キッティング)が必要となり、復元したデータとの紐づけなど、追加作業の手間がかります。
キキNavi クラウドバックアップ
設定・データをあわせてバックアップ/復元
共有フォルダへのアクセス制限などをあわせて復元するので、NASへの設定(キッティング)の手間を削減します。
遠隔でクラウドバックアップの設定管理/進捗確認が可能
必要な情報はキキNaviで確認できるため、 現地訪問の工数削減につながります。
履歴管理バックアップ
外付けHDDへも読み取り専用ファイルとしてバックアップされる履歴管理バックアップを実施することで、万が一の際もより迅速な復旧が行えます。
データのセキュリティ対策は運用中だけでなく、廃棄時にも必要です。 廃棄時に何もしていなかったために情報漏洩などから被害が出る場合もあります。
ADEC認証ドライブ廃棄 データ消去機能
一般社団法人データ適正消去実行証明協議会(ADEC)の認証を取得した確実なデータ消去を実現する「ドライブ廃棄 データ消去機能」が利用可能。
不要になったパソコンの内蔵HDD/SSDや外付けHDD/SSD等のデータを確実に消去し、安全に処分できる状態にしてお返しします。データを確実に消去したことを証明する「データ消去証明書」を発行しています。ADEC(データ適性消去実行証明協議会)が発行する第三者証明の発行も可能ですので、安心してご利用いただけます。
※写真付き証明書の発行は有償です。
スナップショット機能搭載 法人向けNAS 4ドライブ TeraStation
ご利用サーバーとの動作検証や検証機の貸出、その他ご要望などお気軽にご相談ください。