長期的な株主価値の最大化に向けて
2025年4月1日更新
1.これまでの当社の取組み等
当社は、従前より、長期的な株主価値の最大化を図るべく、以下施策を実施してまいりました。
2.これまでの問題点
前述のとおり、純粋持株会社体制は、経営基盤の強化という観点からは、意味のある体制でしたが、事業分野の範囲が広すぎることによる様々な問題点も顕在化してまいりました。
また、以前より、傘下事業会社ごとに経営計画等を策定し実施してまいりましたが、ホールディングスとしての経営計画は事業分野が広いこと等により策定が困難でありました。上場会社である当社の経営計画の公表がないことに対し、株主・投資家の皆様からは、業績は理解したが、今後どういった方針で経営を行うのか、その進捗状況の把握はどうするのか等々といった、ご指摘もありました。
3.今後の方針
こうした問題点を解消し、長期的な株主価値の最大化を目指すためには、現在の純粋持株会社という形態ではなく、各事業が独立して経営することが最重要であり、必要なことと考えております。2023年1月に「当社連結子会社 シマダヤ株式会社の株式分配型スピンオフの準備開始及び上場準備の開始に関するお知らせ」で公表しましたとおり、シマダヤ株式会社のスピンオフ上場を始めとする組織再編の実施が必要と判断いたしました。
監査等委員会設置会社への移行(2023年6月26日)
東証スタンダード市場への移行(2023年10月20日)
親会社の(株)マキスが(株)メルコグループに社名変更 (2023年7月1日)
シマダヤ(株)のスピンオフ・上場 (2024年10月1日)
(株)メルコホールディングスが(株)バッファローを吸収合併し、(株)バッファローに社名変更
このような組織再編を通して、傘下事業会社ごとにおける経営資源の整理と再配分を行い、それぞれに成長戦略を明確化し、最適な資本政策を実施いたします。
この度、2025年4月1日をもって、この組織再編の3STEPが、すべて完了いたしました。
今後は新体制下において長期的な株主価値を最大化すべく、鋭意邁進してまいります。事業計画等においては適切なタイミングで必要に応じ公表してまいります。