多台数運用において快適な無線環境を実現するWi-Fiアクセスポイント

バッファローの業務用アクセスポイント、AirStationPro

AirStationProは、オフィスなどの広いスペースにおいて多人数でWi-Fiを利用するような、法人のお客様向けに開発された、バッファローの業務用アクセスポイントです。
業務用アクセスポイントをご利用いただくことで、手厚いサポート、安定した通信環境の構築、設定管理工数の削減など、ビジネスユースケースに合った無線環境の運用ができます。たとえば、お客様環境において安定稼働するために、リモートで機器の稼働状況を確認できる「キキNavi」や、5GHz帯でのDFSによる通信断を回避するDFS障害回避機能※などの機能に対応しております。

DFS障害回避機能の詳細については各商品ページで確認してください。

さらに法人向けに適した機能が充実

当社の業務用アクセスポイントの中でも、Wi-Fi 6/6E対応のインテリジェントモデルには、「ローミング支援機能」や「AP間電波自動調整機能」といった、多台数の無線環境を快適にする機能が充実しています。

快適なローミング環境を実現する機能

法人のお客様は、広いスペースにおいて多人数でWi-Fiを利用するケースが多く、たくさんのアクセスポイントが必要になることがあります。たくさんのアクセスポイントを設置した場合、「部屋を移動する際に端末の接続先がうまく切り替わらない」、「アクセスポイント同士で電波が干渉しあって通信速度が全体で低下してしまう」といった問題が発生することがあります。
当社のWi-Fi 6/6E対応のインテリジェントモデルは、この問題を解消する機能が備わっており、法人に適したアクセスポイントとなっています。これから紹介する機能を利用することで、自動で快適な無線環境を構築することができます。

(1)ローミング支援機能

部屋を移動する際に無線が切り替わらず通信が遅くなる問題を解決

【問題点】

ローミングとは、端末がより良い通信ができるアクセスポイントへ切り替えることです。

通常、部屋を移動する際は端末側でより電波の強いアクセスポイントに再接続します。ところが、部屋を移動しても移動前のアクセスポイントとの接続を続けたままの状態になる場合があります。そうなると電波が弱いので速度が遅くなってしまいます。

例)
・オフィスで、パソコンを持って自席から会議室への移動時
・学校で、タブレットを持って教室間の移動時
・工場や倉庫内で、移動をしながらハンディーターミナルでの作業時

【解決法】

ローミングに関する機能「802.11k/v/r」「低RSSI切断機能」の2つを搭載。
たとえばオフィスから会議室等に移動する際にパソコンの無線が切り替わらない場合、まずRSSI値を見て802.11k/v/rを用いてローミングを支援。802.11k/v/rでスムーズにローミングしない場合、強制切断しローミングを促します。この機能により、すべての端末でローミングを支援します。
無線が切り替わらないなどのトラブルを回避するため、自動で最適なアクセスポイントへの接続を可能にし、最適な通信を実現します。

設定方法に関しては、対応製品のユーザーマニュアルを参照してください。

「802.11k/v/r」「低RSSI切断機能」をご利用いただくには、対応製品を最新のファームウェアに更新してください。

【参考1】IEEE802.11k/IEEE802.11v/IEEE802.11rとは

Wi-Fi標準規格IEEE802.11のうちのひとつであり、ローミングを促すことでWi-Fiが管理しやすくなるための規格です。
802.11kは、同一ネットワーク内の端末とアクセスポイント間で信号レベルを共有します。
802.11vは、通信が安定するアクセスポイントや周波数帯/チャンネルを選択し接続先を変更します。
802.11rは、別のアクセスポイントに接続しなおす時間を短縮する役割があります。
IEEE802.11k/v/rに対応していない端末にも対応できるように、当社のローミング支援機能は「低RSSI切断機能」も搭載されています。

【参考2】RSSIとは

RSSI(Received Signal Strength Indicator)とは、受信信号強度を示す値です。単位はdBm(デシベルミリワット)で、値が大きいほど信号強度が強く、通信を行うのに適している状態です。逆に値が小さいほど通信しづらい状態になります。
目安として、2.4GHzの場合は-65dBm以上、5GHzの場合は-60dBm以上あれば問題ない通信速度(スループット)を出すことが可能です。-75dBm以下は、電波が弱く無線接続が不安定になる場合があります。

ローミング支援機能により、最適なアクセスポイントに接続して転送速度が500Mbps向上

測定環境

無線アクセスポイント

WAPM-AXETR
周波数:5GHz、帯域幅:80MHz、通信規格:802.11ax、ローミング閾値:-60dBm

Windowsタブレット

Surface Pro 7+
Wi-Fiアダプター:Intel AX201


測定方法

A地点からD地点までWindowsタブレットを持って移動し、各地点で転送速度を測定。

(2)AP間電波自動調整機能

アクセスポイントを十分な台数設置しているのに通信が安定しない問題を解決

【問題点】

※画像はイメージです

無線アクセスポイント間で電波干渉が起きると速度低下につながります。電波干渉を抑えるために電波出力を調整する必要が出てきますが、その際、1台ずつ設定する必要が出てくるほか、最適な設定値が分からないため、調整が煩雑で難しくなります。

例)
・会議室など狭い範囲での利用
・電波干渉が発生した際の調整

【解決法】

※画像はイメージです

電波調整に関する機能「AP間送信出力自動調整機能」「AP間チャンネル自動調整機能」の2つを搭載。
周囲のアクセスポイント間で通信し、お互いに情報取得することで、自動で電波の送信出力やチャンネルを調整します。また、追加で無線アクセスポイントを導入する際も、既存の環境に応じて調整されるため、無線アクセスポイント追加時の電波設定も不要です。
電波の送信出力やチャンネルを自動で最適な状態に調整することで、電波干渉を抑え、安定した通信環境を実現します。

「AP間送信出力自動調整機能」「AP間チャンネル自動調整機能」をご利用いただくには、対応製品を最新のファームウェアに更新してください。

端末が接続されていない場合は送信出力は100%となるよう調整されます。

キキNaviからの設定および稼働状況表示に対応

上記で紹介したローミング支援機能やAP間電波自動調整機能は、各機器のWeb設定画面に加え、リモート管理サービス「キキNavi」からも設定が可能です。インターネット経由で遠隔地から多台数設定することにより工数削減を実現します。
また、電波自動調整を有効にしたアクセスポイントの送信出力とチャンネル情報に関して、キキNaviで確認でき、機器の管理がしやすくなります。

キキNaviによる稼働状況表示

「AP間送信出力自動調整」によって調整されたアクセスポイントの送信出力を表示
「AP間チャンネル自動調整」によってチャンネル分散された各アクセスポイントのチャンネルを表示

キキNaviから「ローミング支援機能」「AP間電波自動調整機能」をご利用いただくには、対応製品を最新のファームウェアに更新してください。

キキNaviクラウドゼロタッチで導入サポート

「キキNaviクラウドゼロタッチ」は、ネットワーク管理者の手間と時間を節約できる無料のクラウド管理サービスです。
機器導入前にローミング支援/AP間電波自動調整機能を含めたネットワーク設定を一括で設定できます。ネットワーク管理者は箱を開けることなくゼロタッチで機器を展開、運用スタートできます。

快適なローミング環境を実現する機種一覧

通常モデル

キキNaviクラウドゼロタッチ一括登録対応モデル

紹介した機能で手間なく快適な無線環境を実現しよう!

AirStationProは、法人のお客様向けに最適化された業務用アクセスポイントです。本特集で紹介した機能を利用して、手間なく快適な無線環境を実現しましょう。

導入方法のお悩みも解決

ご自身で施設に合ったWi-Fiアクセスポイントの選定が難しい、工事や設定を誰に依頼して良いかわからない、といった場合のため、導入をサポートするサービスを提供しています。業務用アクセスポイントの導入も、バッファローにおまかせください。

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