LinkStation/TeraStationをパソコンに直接接続してEMモードから復旧させる方法

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LinkStation/TeraStationをパソコンに直接接続してEMモードから復旧させる方法

ご案内

トラブル解決フロー・・・TeraStation編 LinkStation編

A

LinkStation/TeraStationのファームウェアを更新する場合は、商品のIPアドレスとパソコンのIPアドレスを合わせて設定する必要があります。

しかし、EMモードになっていると商品のIPアドレスが初期値に戻ってしまうなど、IPアドレスがパソコンと合わない状態になる場合があります。この場合、商品のIPアドレスの変更ができないため、パソコンと商品を直接接続してパソコンのIPアドレスを商品に合わせて設定してファームウェアを更新します。

ファームウェアアップデータの説明文に書かれている注意事項を必ず読んでおいてください。

手順1. ファームウェア更新の準備をします

1. ファームウェアアップデータをダウンロードしてパソコンに保存しておきます。

ファームウェアの更新には商品ごとに用意されたアップデータが必要です。
予めダウンロードページから該当商品のアップデータをダウンロードしておきます。

2. 常駐ソフトを停止します。

パソコンにファイアウォールや常駐ソフトなどが機能しているとファームウェアの更新の失敗の原因になる可能性があります。ファイアウォールや常駐ソフトを一時的に無効に設定します。

ウイルスバスター

ウイルスバスター クラウドは、パーソナルファイアウォール機能がないため、操作は不要です。

1.画面右下のタスクトレイ内に表示される"ウイルスバスター"のアイコンを右クリックし、メイン画面を起動します。

2."パーソナルファイアウォール"を無効にします。

無線接続の設定が完了した後、ファイアウォール機能を有効に戻す場合は、同様の手順で"パーソナルファイアウォール"を有効にします。

ノートン・インターネットセキュリティ

1.画面右下のタスクトレイ内に表示される"Norton Internet Security"のアイコンを右クリックし、[スマートファイアウォールを無効にする]をクリックします。

2.[セキュリティ要求]ウィンドウの[期間を選択してください。]ドロップダウンリストでスマートファイアウォールをオフにする期間を選択します。

3.[OK]をクリックします。

無線接続の設定が完了した後、ファイアウォール機能を有効に戻す場合は、タスクトレイ内に表示される"Norton Internet Security"のアイコンを右クリックし、[スマートファイアウォールを有効にする]をクリックします。

カスペルスキーインターネットセキュリティ

1.画面右下のタスクトレイ内に表示される"カスペルスキーインターネットセキュリティ"のアイコンを右クリックし、[保護機能の一時停止]をクリックします。

2.「一時停止」を選択し、「保護機能の一時停止」をクリックします。

無線接続の設定が完了した後、ファイアウォール機能を有効に戻す場合は、画面右下のタスクトレイ内に表示される"カスペルスキーインターネットセキュリティ"のアイコンをクリックし、セキュリティインジケーターをクリックし、保護機能の[再開]をクリックします。

ウイルスセキュリティZERO

1.画面右下のタスクトレイ内に表示される"ウイルスセキュリティ"のアイコンを右クリックし、[設定とお知らせ]をクリックします。

2."不正侵入を防ぐ"からファイアウォールの設定を無効(開放)にします。

無線接続の設定が完了した後、ファイアウォール機能を有効に戻す場合は、パソコンを再起動してください。

マカフィー・インターネットセキュリティ

1.画面右下のタスクトレイ内に表示されるマカフィー・インターネットセキュリティのアイコンをダブルクリックします。

2.[Webと電子メールの保護]をクリックします。

3.[ファイアウォール]リンクをクリックします。

4.[ファイアウォール オプション] ウィンドウで、[オフにする] ボタンをクリックします。

5.再開時間を選択し、[オフにする] をクリックします。

無線接続の設定が完了した後、ファイアウォール機能を有効に戻す場合は、同様の手順でファイアウォールの設定を有効(オン)にします。

手順2. 商品のIPアドレスを確認します

1. 商品をパソコンにLANケーブルで直接接続します。

2. NAS Navigator2を起動します。

3. IPアドレスとサブネットマスクを確認します。

手順3. パソコンのIPアドレスを変更します

パソコンのIPアドレスを変更します。

IPアドレスの設定例

手順2で確認した機器のIPアドレスが 192.168.11.150 の場合、パソコンのIPアドレスは192.168.11.151 に設定します。
サブネットマスクは同じ値、255.255.255.0に設定します。

手順4. ファームウェアを更新する

1. ダウンロードしたファームウェアを解凍し、ファームウェアを起動します。

更新対象となる商品が複数ある場合は、アップデータの左上のコンボボックスで商品を選択します。
商品が検出されない場合は、パソコンのIPアドレスが正しく設定されているか確認します。

2. [ファームウェア更新] ボタンを押します。

3. パスワード入力画面が表示されます。

パスワードを入力し [OK] を押してください。

4. ファームウェアの転送と更新が開始されるので、完了するまで待ちます。

5. 完了メッセージが表示されたら、アップデート完了です。

6. パソコンのIPアドレスを元の値に戻します。

パソコンのIPアドレスを変更した手順で設定画面を開き、記録したIPアドレスに設定を戻してください。

ファームウェアの更新に失敗する場合

上記の手順を行ってもアップデート前の検索に失敗する場合は、商品本体に異常が発生している可能性があります。
商品を修理センターまでご送付ください。

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