保育園内全域で安定してつながる無線LAN通信が可能になるよう、法人向け無線LANアクセスポイントを計6台配置し業務効率向上を実現

太陽の子 新川保育園 様

HITOWAキッズライフ株式会社が運営する太陽の子 新川保育園は、2014年4月に開園した1歳児~就学前の園児計72人(2022年7月現在)が通う東京都中央区の認可保育園です。子ども・保護者・地域・保育者が助け合う「つながり保育」を実践している同園では、園内に無線LANが届かないエリアがあることからネット ワーク環境の刷新を決断しました。法人向け無線LANアクセスポイントを各所に設置したのと同時に、機器の死活監視をネットワーク経由で把握できるリモート管理サービス「キキNavi」を導入。安定してつながる無線LAN環境が構築できたほか、不具合発生時には原因の特定が容易になり迅速な対処が可能になりました。

取材協力

キッズコネクト株式会社

導入先プロフィール(2022年7月現在)

施設名

太陽の子 新川保育園

所在地

〒104-0033
東京都中央区新川1-24-1DAIHO ANNEXビル2F

お客様インタビュー

太陽の子 新川保育園
園長
十文字 みち子氏

保育室でも無線LANの接続が可能となり業務効率が向上
併せてリモート管理サービス「キキNavi」も導入し無線LAN機器をリモート管理

概要

園内全域をカバーする無線LAN環境

職員の業務効率化に寄与

園内全域でつながる無線LAN環境を構築

太陽の子 新川保育園はクラウドサービスである保育ICT業務支援システムに対応するため、職員向けにタブレット端末を導入。保育園内のどこからでも無線LAN接続が可能となるように、無線LANの整備も実施しました。また、今回の整備に併せて、万が一無線LAN接続に不具合が生じたときに、リモートで機器の保守・管理ができるよう、リモート管理サービス「キキNavi」を導入するとともに、当サービスで管理可能なPoEスマートスイッチも導入しました。

園児を見ながらタブレットを活用

無線LAN環境を整備したことで、園内のどこからでも無線LANが使用できるようになりました。職員が集まる事務室だけでなく、園児たちがいる保育室からでも無線LANが使用できるようになり、園児を見ながらタブレットで日報を記入できるようになるなど、職員の業務効率化にもつながっています。

目標・課題

事務室以外で無線LAN接続ができない

事務室と保育室の往復で効率悪化

家庭向け無線LAN機器では事務室以外使えない

太陽の子 新川保育園では以前から無線LAN環境を構築していましたが、当時は家庭用無線LAN機器を使用しており、事務室以外ではほとんど無線LANが接続できない状況でした。また、インターネットに接続していても、通信途中で無線LANが切断されてしまうことがあり、不安定な通信環境も問題となっていました。

無線LAN接続のための移動で業務効率が悪化

職員は通常、園児たちがいる保育室で保育をしています。そのため、タブレット端末で日報やチェックシートを記入する作業を行うときは無線LANがつながる事務室まで行き、作業が終わったら急いで保育室へと戻るといったことが続いていました。職員が移動する負担が大きく、業務効率も悪化している状況でした。

解決策

安定した通信が可能な機器を選定

不具合時はリモート対応できる環境に

全域で無線LAN接続できるよう適所に機器を配置

全域で接続ができるように、キッズコネクト株式会社(以下、キッズコネクト)がHITOWAキッズライフ株式会社のコンサルティングを受託し、機器を提案。提案の結果、多台数同時接続しても安定した通信を実現する、法人向け無線LANアクセスポイント「WAPM-1266R」とPoEスマートスイッチ「BS-GS2016P」の導入を決定。施工は株式会社バッファロー・IT・ソリューションズが担当しました。

リモート管理サービス「キキNavi」を導入

キッズコネクトは、今後幼保施設のICT化に必須となるネットワーク導入支援の体制を強化するため、バッファローと協業。太陽の子 新川保育園では、万が一保育園内の機器に不具合が発生してもリモートで管理ができるというメリットを持つことから「キキNavi」の導入を決定し、保守・管理はキッズコネクトが担当することとなりました。

効果

業務効率化で園児とのつながりを強化

不具合発生時には先回りして園に連絡

業務効率化で園児とのふれあいが増加

園内全域で無線LANに接続できるようになったことで、タブレットを使用した日報記入などの業務が園児を見ながら保育室内でできるようになりました。太陽の子 新川保育園 園長 十文字 みち子氏は「職員の業務が効率化したことで園児たちとふれあう時間を増やすことができました」と話します。

不具合発生時には先回りして園に連絡へ

園内全域をカバーするよう事務室と保育室に「WAPM-1266R」を6台設置

「キキNavi」の導入により、万が一機器に不具合などの障害が発生した場合はリモートで検知、保守ができるように。リモートで検知できることにより、障害発生時には先回りして園に連絡できる体制が整いました。

タブレット端末を多台数同時接続しても園内全域で安定した無線LAN接続を実現するために、無線LANアクセスポイントは「WAPM-1266R」を選択。また、接続機器の死活監視を行うことで、ネットワーク管理者の負担を軽減できる「キキNavi」を導入した。


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