オンライン資格確認の導入にバッファロー製法人向けルーターを採用。2023年4月からの原則義務化に向け、多数のユーザー医院の支援に尽力

株式会社オピックス 様

株式会社オピックス(以下、オピックス)は、歯科医院向けのカルテシステム「Opt.one」の販売・保守などを手がけています。同社は、2023年4月より医療機関・薬局におけるオンライン資格確認の原則義務化を受け、ユーザー医院向けのオンライン資格確認の導入支援を展開。PCやモニター、ネットワーク関連機器の入れ替え対応に伴い「オンライン資格確認等システム」用ネットワークの分岐に必要な法人向けルーターにバッファローの「VR-U500X」を採用し、2022年10月時点で200件を超える厚生労働省「オンライン資格確認関係補助金」対象予定の未納品のユーザーへの施工・納品に対応できる見込みとのことです。

導入先プロフィール(2022年10月現在)

法人名

株式会社オピックス

所在地

〒461-0004 
愛知県名古屋市東区葵1-26-12
一光新栄ビル4F(区画:A・B)

お客様インタビュー

株式会社オピックス
第1事業部 主任・システムアドバイザー
七種 翔氏

キッティング作業の時間短縮に伴い、1日複数件の納品も無理なく対応可能に。今後200件を超える納品・施工予定にも迅速に対応できる見込み

概要

オンライン資格確認の義務化に対応

多くのユーザー医院をサポート

オンライン資格確認の導入支援を開始

オピックスは歯科医院向けカルテシステムの販売・保守サービスを展開しています。同社は、2023年4月より施行されるオンライン資格確認の原則義務化に伴い、ユーザー医院への導入支援を開始。同社のカルテシステムから分岐し「オンライン資格確認等システム」へ接続するためのネットワーク機器のひとつとして「VR-U500X」を採用しました。

多数のサポート依頼にスピーディーに対応

キッティングが容易で作業時間短縮が見込める「VR-U500X」の採用により、厚生労働省「オンライン資格確認関係補助金」の申請期限内での納品に対応できる見込みとのこと。今後の導入・施工予定は200件を超え、さらに受注数が増える可能性も。オンライン資格確認の迅速な導入を望む多数のユーザー医院の支援に尽力しています。

2023年3月31日までに補助対象事業完了。2023年6月30日までに申請

目標・課題

より多くのユーザーを支援したい

限られた納期・予算内での導入支援

補助金期限内にネットワーク機器を販売・納品

オンライン資格確認の導入に際して、国は2023年3月までの導入完了を条件に補助金を交付するものとしています。そうした事情に鑑み、多くの医療機関が早期導入を検討する中、オピックスも補助金の申請期限内にできるだけ多くのユーザー医院へオンライン資格確認の導入に必要なネットワーク関連機器を販売・納品したいと考えていました。

流通量の減少と価格高騰で採用機器を見直し

導入支援を開始した当初は別のルーターを採用していました。しかし、流通量の減少や価格の高騰により従来の納期・予算内での納品が困難に。そこで同社は、より多くのユーザー医院を支援するために採用機器の見直しを決断。施工時の作業効率を考慮し、できるだけ容易にキッティング作業を行えることを新たなルーターの採用条件としました。

解決策

費用負担の少ない法人向けルーター

キッティングが容易な機器選定

既存ネットワーク分岐に法人向けルーターを利用

同社は、国が定めるネットワーク要件を満たす製品の中からバッファローの「VR-U500X」を採用。条件にあう法人向けルーターのなかでは比較的安価な同製品をネットワーク機器のひとつに採用することでモニターやPCなど、ほかの機器の入れ替えにかかる費用も含めてユーザー医院への負担が少ない形で納めることができると判断しました。

設定時間の短縮および作業効率化を重視

また、Webブラウザーから誰でも容易にキッティング作業ができる点も採用ポイントに。オピックス 第1事業部 主任・システムアドバイザー 七種 翔氏(以下、七種氏)は、「設置・設定作業ができるのは、医院様の休診日や休憩時間に限られます。1日複数の納品対応が求められることもある中、『VR-U500X』の採用は作業時間の短縮にもつながると思いました。」と話します。

効果

未納品200件への対応に期待

1日1件以上のペースで導入・納品

ユーザー負担を抑え、スムーズな納品が可能に

ユーザー医院の負担を抑えつつ補助金申請期限内でのスムーズな納品が可能に。また、同製品は設定の自由度が高いのも特徴のひとつ。既設ネットワークに応じた環境構築が可能になり、ユーザー医院への提案の幅も広がりました。

今後の導入・施工予定は200件超えを想定

院内に設置された「VR-U500X」。縦置き可能なため設置面積が少なく済む

七種氏は、「2022年10月時点で未納品は約200件。さらに受注数が増える可能性もあります。今年度中に納品するには1日1件以上の対応が必要になる中、ルーターの設定作業の時間短縮による業務効率化はメリットが大きいと感じています。」と話してくれました。

オピックスのカルテシステム導入に伴い構築したネットワーク環境から歯科用既存ルーターを「VR-U500X」に変更して「オンライン資格確認等システム」を追加した場合の構成例。同製品を起点とし、VLANで「オンライン資格確認等システム」用ネットワークと既設ネットワーク(カルテシステム)に分岐している


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