イベント会場におけるハンズオンイベントの専用ネットワーク構築機器にVR-U300Wを採用。素早く設定できて安定したWi-Fi環境を実現

TD SYNNEX株式会社 様

「IT エコシステムをつなぎ、パートナー企業の成長を支援する」をビジョンに掲げ、パーソナルコンピュータをはじめとしたハードウェアやソフトウェア、クラウド・モバイル関連サービスの卸売・販売を行っているTD SYNNEX 株式会社(以下、TD SYNNEX)では、オンライン・オフライン両方でのイベントを多数開催しています。今回は顧客満足度を高めて、製品への理解をより深めるためのハンズオンイベントを、イベント会場の貸会議室を利用して開催。イベント専用Wi-Fiの敷設にバッファローの法人向けVPNルーター「VR-U300W」を選定しました。わかりやすく簡便な設定UIと安定した通信により、スムーズなイベントの開催と進行を実現しました。

導入先プロフィール(2025年9月現在)

施設名

TD SYNNEX株式会社

所在地

〒108-0023
東京都港区芝浦三丁目1番1号

お客様インタビュー

TD SYNNEX 株式会社
アドバンスドソリューション部門
プロダクトマネジメント本部
マイクロソフトクラウドエコシステムソリューション部 部長
吉田 悠馬氏

設営のもたつきや開催中のトラブルが許されないイベント会場において、素早く確実な専用Wi-Fiを1台で提供でき、スムーズな運営を実現

概要

「VR-U300W」を使用しWi-Fiを敷設

円滑なAIハンズオンイベントを遂行

時間貸しの会議室で専用Wi-Fiを使用

TD SYNNEXでは、パートナー企業の製品を、クライアントにより深く理解し、活用してもらうため、オンライン・オフラインの両方で積極的にセミナーやイベントを開催しています。今回は、展示会イベントTD SYNNEX Inspire Japan 2025内で開催されたAI PCを利用したハンズオンイベントを開催。会場である東京国際フォーラムの会議室に、バッファローの法人用ルーター「VR-U300W」をイベント当日に設置。専用Wi-Fi環境を構築し、最大13台のPCで同時にAIを使用できるネットワーク環境を構築しました。

目標・課題

限られた時間内での素早い設営・設定

トラブルなく安定した通信環境が必要

設定が簡便で信頼性の高い機器が必要

今回のハンズオンはTD SYNNEXが主催するイベント当日に、イベント会場である東京国際フォーラムの会議室内で事前登録したゲストを招いて行われるものでした。「会議室内に回線が来ていることはわかっていましたが、設営は当日に行う必要がありました。イベント開始時刻までは色々な準備があるため、Wi-Fiの設定は素早くトラブルなく行う必要がありました。」と、TD SYNNEX株式会社アドバンスドソリューション部門プロダクトマネジメント本部マイクロソフトクラウドエコシステムソリューション部 部長 吉田 悠馬氏(以下、吉田氏)は話します。

AIの同時利用に耐えるWi-Fiが必須

AIを活用するCopilotのハンズオンでは、大量のネットワーク帯域を消費するため、ゲスト12人と講師が同時に使用できる安定したWi-Fi環境が不可欠でした。「イベント会場の会議室にも既存のWi-Fiはありましたが、繋がらない場所があるなど、安定性に欠けることがあります。安定した通信環境をゲストに提供するためには、独自のWi-Fiを構築する必要がありました」と吉田氏は話します。

解決策

「VR-U300W」を設置

イベント当日にネットワーク環境を整備

「VR-U300W」で迅速にWi-Fi環境を整備

TD SYNNEX社内でバッファロー製品を担当する部署があり、信頼性が高く、設定画面のUIがわかりやすいなどの実績から、バッファローの機器を選択。吉田氏と関係者、バッファローの担当者で部屋の広さや最大13台が同時にAIを使用するなどの使用条件を確認し、ルーター機能とWi-Fiの提供が1台で完了できる法人用V P N ルーター「VR-U300W」を選定しました。

AIの同時利用に耐えることを事前に確認

当日設置のため、設定時や使用時にトラブルが起こることは絶対に避けなければなりません。「イベント会場である会議室の既設インフラのLANポートに繋ぎ、画面表示に従って設定するだけで完了したので、慌ただしいイベント会場でも迅速にWi-Fi環境を作ることができました。」と吉田氏は話します。事前にメーカーと直接相談や設定方法などの確認ができたことによる安心感も高かったといいます。

効果

迅速な設定でスムーズに準備が完了

回線の遮断や遅延のない運営を実現

トラブルなくイベントが完了

「VR-U300W」は、1台のルーターでWi-Fi環境も整備することが可能

ゲストにバッファローのルーターを使用していると伝えた際にも、国内で広く認知されているブランドであるため、参加者がルーターに対し違和感を抱くことなく受け入れられました。これは、イベントの本質的な内容に集中してもらう上で「心理的安全性」を提供する重要な要素であり、海外ブランドと比較して、製品の信頼性に関する説明の手間を省くことができたといいます。「準備開始から1時間後には稼働可能になり、ハンズオンイベントの最中には、ネットワークやWi-Fiのことは一切意識することはありませんでした。それは期待通りに稼働してくれたことの証拠でもあります。」と吉田氏は話します。

会議室に引かれている専用回線にVR-U300Wを接続。クローズドな環境でのデータ利用だったため、VPNは使用せず、簡便に迅速に安定したWi-Fi環境を構築することに専念した。


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