施設各棟に法人向けWi-Fiアクセスポイントを設置してWi-Fiサービスを提供。「キキNavi」利用で施設外からでも、メンテナンスできる環境を構築

河口湖BASECAMP登り坂 様

富士五湖エリアのビジネス、観光の拠点として人気の登り坂ホテル。富士山を頂く自然の中でゆったりと過ごせるグランピング施設を新設するにあたり、6区画ある施設の各棟ごとに、安定したWi-Fi通信ができる法人向けWi-Fiアクセスポイントを導入しました。道路を隔てた拠点間接続には、耐環境性能に優れたWi-Fiアクセスポイントを使用。いざというときも遠隔対応ができる「キキNavi」を利用して、顧客のプライバシーに配慮しながら、常時快適につながるWi-Fi環境を整備。需要が伸びているワーケーションやインバウンドにも対応できる設備でビジネスチャンスを広げています。

取材協力:

テクト株式会社

導入先プロフィール(2023年11月現在)

施設名

河口湖BASECAMP登り坂

所在地

〒401-0304
山梨県南都留郡富士河口湖町河口2800

お客様インタビュー

登り坂石油株式会社
代表取締役社長
渡邉 良孝氏(右)

登り坂ホテル株式会社
河口湖ベースキャンプ登り坂
主任
髙村 哲也氏(左)

動画視聴やSNS投稿など、宿泊客のニーズに応える安定したWi-Fi環境を構築
顧客満足度を高め、オープン以来Wi-Fiのクレームゼロを継続中

概要

ホテル同様の通信環境で満足度向上

充実の設備で新たな需要を呼び込む

一棟貸し施設で安定性の高いWi-Fi環境を提供

河口湖にある登り坂ホテルは2023年4月グランピング施設をオープン。インフラとしてWi-Fiが不可欠となっていることから、同施設でもWi-Fiサービスを提供したいと考え、安定性の高い法人向けのWi-Fiアクセスポイントを設置しました。

快適につながるWi-Fiを武器に新規顧客獲得へ

施設オープンから、Wi-Fiに関するクレームはゼロ。動画視聴やSNSへの投稿など多様なニーズに応えられる通信設備が、顧客満足度の向上に貢献しています。このWi-Fi環境を活かして、ワーケーションやインバウンドといった新たなニーズにもアプローチし、新規顧客の獲得を目指しています。

目標・課題

必須インフラであるWi-Fiを完備したい

道路を隔てた配線、遠隔で復旧したい

グランピング施設にホテル同様の快適さを

初めてグランピング施設をオープンするにあたり、登り坂ホテルを運営する登り坂石油株式会社 渡邉良孝社長(以下、渡邉氏)は「ホテル同様、お客様にとってWi-Fiは必須のインフラだと考えました。棟内のリビングや寝室、テラスなど、どこでもつながるようにしたかった」といいます。

道路を隔てた配線敷設と現地での復旧作業が困難

宿泊棟の一部は、一般道路を挟んで建っているためどのように配線するかが課題となっていました。また、万が一のWi-Fiトラブル時に、施設の管理スタッフが復旧作業を行うのが難しいため、保守を担当する販売店が遠隔地からWi-Fi機器の状況を把握でき復旧に対応できる仕組みが必要でした。

解決策

遠隔管理可能なWi-Fi機器を導入

リピーター機能(WDS)で無線接続

遠隔地から復旧作業が可能なWi-Fi機器を導入

コンテナをベースにしたL字型の宿泊棟の入り口付近の天井に、「WAPM-1266R」を設置。棟内のどこからでもWi-Fiが利用できる環境を整備しました。また「WAPM-1266R」は、遠隔地からWi-Fi機器のログの取得や再起動といった操作ができる「キキNavi」に対応。Wi-Fiに不具合が発生したときは、保守を担当する販売店が、いち早くWi-Fiの復旧作業にあたることができます。

耐環境性能を備えた機器で拠点間を無線接続

6区画あるグランピング施設のうち2区画は、4~5mの道路を挟んだ反対側に位置しています。有線の敷設は困難なため「WAPM-1266WDPR」のリピーター機能(WDS)で無線接続。また、河口湖は厳冬期にはマイナス15度にもなるため、厳しい環境にも耐えられる耐環境性能を備えていることも導入の決め手となりました。

効果

クレームゼロ。高い顧客満足度に結実

新たな需要の拡大にも積極的に

ストレスなくつながる環境で顧客満足度をUP

「予約時にWi-Fiはありますか?と聞かれることが多いのですが、自信を持って答えられます」と話すのは、登り坂ホテル株式会社 河口湖ベースキャンプ登り坂 主任 髙村 哲也氏。顧客満足度も高く、オープンからこれまで「ありがたいことにWi-Fiに関するクレームは1つもない」といいます。

ワーケーション、インバウンド需要にも対応

「WAPM-1266R」は目立たないよう天井に設置

Wi-Fi環境が整備されたことで、ワーケーションで長期滞在など様々なニーズに対応できる施設に。「外国人観光客にとってWi-Fiは生命線。今後は需要が高まるインバウンドにも、顧客を広げていきたい」と渡邉氏は話していました。

A棟~F棟までの各棟ごとに「WAPM-1266R」を設置し、リビング、テラスなど複数ある居室で安定したWi-Fi接続ができる環境を構築。道路を隔てた区画間は耐環境性能を備えた「WAPM-1266WDPR」のリピーター機能(WDS)で接続しており、トラブル時は「キキNavi」でリモートにて機器の再起動が可能です。


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