セカンドGIGAに向け、多台数接続や教室移動後も安定したWi-Fi環境に。市内13校に設置した機器を「キキNavi」で遠隔一括管理

兵庫県朝来(あさご)市教育委員会 様

兵庫県朝来市教育委員会(以下、朝来市教育委員会)は、GIGAスクール構想に基づき、令和元年から市内の公立小・中学校13校のWi-F(i 無線LAN)整備を進めてきました。今回、既存環境の課題を分析のうえ、セカンドGIGAを見据えた校内ネットワークの再整備を令和7年に実施。多台数同時接続に強く、ローミング支援機能を備えた「WAPM-AX4R」「WAPM-AX8R」を導入し、クラス全員がタブレットを利用する場面や校内移動時も通信速度の低下や途切れることのないWi-Fi環境を朝来市立中川小学校をはじめとする市内13校に構築しました。

導入先プロフィール(2026年1月現在)

組織名

兵庫県朝来市教育委員会

所在地

〒669-5292
兵庫県朝来市和田山町東谷213番地1

お客様インタビュー

朝来市立中川小学校
校長
坂本 直美氏

朝来市立中川小学校
教諭
川口 純弥氏

朝来市教育委員会
学校教育課 課長補佐
兼 教育総務係長
中屋 昌章氏

タブレットを一斉に使っても速度低下のない通信環境を実現。授業支援アプリの活用や円滑なオンライン授業が可能になり、ICT教育が加速

概要

セカンドGIGAに向け再整備を実施

広範囲で安定した通信が可能に

市内の小・中学校13校のWi-Fi整備を実施

朝来市教育委員会は、令和元年から市内の公立小・中学校13校のWi-Fi整備を順次進めてきました。今回、既存ネットワークの更新を踏まえ、GIGAスクール構想の第2フェーズであるセカンドGIGAへの進展を図るため、再整備を行いました。

通信基盤を強化し、快適な学習環境が実現

多台数接続時や校内移動中も安定した通信を実現。授業支援アプリによる課題提出・フィードバックなどに活用しています。また、市内13校に設置した機器を遠隔で一括管理することで万が一のトラブルにも迅速に対応できる体制を整えています。

目標・課題

多台数接続時に通信トラブルが発生

授業用教室のみWi-Fiを整備

複数クラスで1台のWi-Fi機器を共有

朝来市立中川小学校 校長 坂本 直美氏は「画面共有や動画視聴、調べ学習などにWi-Fiを活用していました。しかし、複数クラスで1台のWi-Fiアクセスポイントを共有する箇所もあり、一斉にタブレットを使うと速度低下や接続不良が発生。その際は板書授業へ切り替えることもあり、あらかじめICT授業と板書授業の両方を準備するなど教員にも負担がかかっていました」と話します。

セカンドGIGAに備え、再整備が必要

また、以前の通信環境では授業を行う教室のみを対象としていたため、それ以外の場所ではWi-Fiが利用できませんでした。今後、授業支援アプリの利用拡大が想定される中、セカンドGIGAへ向けてWi-Fiの再整備が必要でした。

解決策

「 ローミング支援機能」を有効化

多台数接続に強い機器を導入

ローミング支援機能で移動先でも安定した通信

教室中心だった設計を見直し、リプレース時に廊下・図書室などにもエリアを拡張。端末を持ったまま移動する機会を増やすため、ローミング支援機能を導入機器の仕様要件とし、それを満たした「WAPM-AX4R」を校内各所に設置しました。

将来を見据え「WAPM-AX8R」を導入

接続台数が多く、現在の学習系ネットワークに加え、将来的な校務系ネットワークへの活用も見込まれる職員室には「WAPM-AX8R」を設置しました。朝来市教育委員会 中屋 昌章氏は「以前と比べて各学校から教育委員会へ通信トラブルに関する問い合わせが減りました」と話します。

効果

ICT授業やタブレット活用が拡大

授業支援アプリで学びをデジタル化

効果的なICT授業やタブレット活用が可能に

児童が一斉にタブレットを使っても安定した通信が可能になったほか、Apple TVによる画面共有も問題なく行えています。移動時も接続が途切れず、校内を歩きながらALT(外国語指導助手)にビデオ通話で道を案内する授業も問題なく行えています。管理面では、市内13校の小中学校に設置した機器を教育委員会と保守会社の両方からキキNaviで遠隔一括管理。機器に万が一のトラブルがあった場合には迅速な対応も可能です。

ICT活用で課題提出・返却を効率化

朝来市立中川小学校 教諭 川口 純弥氏は「課題提出とフィードバックにロイロノート・スクールを活用しています。Wi-Fi再整備により、手軽にやり取りできるデジタルならではのスピード感を最大限に活かせるようになったため、提出とフィードバックのサイクルが増え、個々の意見がよりブラッシュアップされるようになりました」と話します。

授業を行う普通教室・特別教室のほか、図書室や廊下などに「WAPM-AX4R」を設置。ローミング機能を有効化し、校内移動時も途切れない通信を可能にしている。将来を見据えて職員室には「WAPM-AX8R」を導入。Wi-Fi機器は「キキNavi」により教育委員会と保守会社が遠隔で一括管理している。


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