冷凍・冷蔵倉庫を抱える精肉センター内のWi-Fi通信に対応。耐環境性能Wi-Fiアクセスポイントで低温度環境での通信を安定化。

株式会社PLANT 様[冷蔵倉庫]

株式会社PLANTは、各店舗向け精肉製品を集中的に加工·製造する拠点として精肉センターを新設。各店舗に業務用端末として導入したスマホを同センター内でも使用する運用体制となりました。そこで新設した精肉センターでは、動作保証温度-25~55℃の耐環境性能に優れたWi-Fiアクセスポイントを採用し、最大約-21.5℃から12℃までの低温度環境である冷凍·冷蔵倉庫内でもスマホを安定して利用できる通信環境を構築。もともと各店舗で精肉加工·製造を行っていた時と同じ業務フローを維持しつつ、作業時の移動が不要な環境を整えたことで、業務効率の向上と作業負担の軽減を実現しました。

取材協力:

福井キヤノン事務機株式会社

導入先プロフィール(2025年12月現在)

施設名

株式会社PLANT

所在地

〒919-0521
福井県坂井市坂井町下新庄15-8-1

お客様インタビュー

株式会社PLANT
業務改革本部 DX推進部
マネージャー(技術担当)
山田 大貴氏

従来の業務フローを維持しつつ、冷凍・冷蔵倉庫内の移動作業が不要に。低温度環境でも止まらない業務環境の実現により、業務効率が向上。

概要

低温度環境対応の精肉センターを新設

業務フローを変えずに効率化を実現

低温度環境でもどこでも端末が使える環境に

2024年、同社は各店舗向けの精肉製品を集中的に加工・製造する拠点として精肉センターを建設。冷凍・冷蔵倉庫という低温度環境でも端末の通信が可能な環境を整えるため、耐環境性能に優れたWi-Fiアクセスポイントを用いて冷凍・冷蔵倉庫内のネットワークを整備しました。

作業移動を不要にする倉庫内Wi-Fiを構築

従来の業務フローを維持しつつ、作業場所の移動が不要になったことで業務効率が向上。今後、冷凍・冷蔵倉庫内での端末の使用エリアが拡大する可能性がある中、-20℃以下の環境下でも安定した運用が望める通信環境を構築しています。

目標・課題

精肉センター内でスマホを使いたい

すべての温度帯で通信を確保

業務用端末としてスマホが使える環境に

もともと同社では各店舗で精肉の加工·製造を行っていましたが、精肉センターの新設により、加工·製造に関する業務を集約することに。それに伴い、各店舗に業務用端末として導入したスマホを同センターでも使用する運用体制になったため、冷凍・冷蔵倉庫内のWi-Fi整備が求められました。

温度差のある環境全体への対応が必要

「精肉センターは、最大約-21.5℃から12℃まで温度帯の異なるスペースで構成されています。複数エリアで端末操作を行うことから、どの温度帯でも通信が可能な環境を整える必要がありました。」と株式会社PLANT 業務改革本部 DX推進部 マネージャー 山田 大貴氏は話します。

解決策

耐環境性能モデルの機器を選定

拠点間通信でコストを抑制

-25℃まで安定稼働するWi-Fi機器を採用

冷凍・冷蔵倉庫という低温度環境でも安定した通信を確保するため、Wi-Fiアクセスポイントには耐環境性能モデル「WAPM-1266WDPR」を採用。動作保証温度-25~55℃で、防水・防塵、基盤フッ素コーティングによる耐腐食性能を備えている点などが評価されました。主に低温度環境である冷蔵エリアに機器を設置し、温度の低い作業スペースでの通信を重点的にカバーする設計にしました。

既存設備を生かした設計でコスト抑制

そのほかの常温帯や通路部分などの作業エリアには「WAPS-1266」を設置。また、新たな回線敷設によるランニングコストを抑制するため、本社と精肉センター間の約170mを拠点間通信で接続する方法を選択。事前検証により通信距離に問題がないことを確認したうえで、既存のアンテナ設備を活用して本社と精肉センターを結びました。

効果

センター内どこでも作業が可能に

低温度環境でも安定した通信を維持

精肉センター建設で全社的な業務効率化も実現

精肉センター内のどこでも通信できる環境を整え、場所移動やそれに伴う負担もなく作業可能に。さらに精肉加工·製造業務の集約により、各店舗は納品された商品を陳列するだけで対応できる体制を実現。開店前準備の負担が軽減されるなど、全社的な業務効率化にもつながっています。

将来的な作業エリア拡張にも対応可能

低温度環境でも安定稼働する「WAPM-1266WDPR」を導入

「現在、最も低い場所だと0.5℃の環境で端末を使用していますが、通信トラブルは発生していません。倉庫内には最大約-21.5℃に達する場所もありますが、今後そのエリアで端末操作が必要になっても対応できる点は安心です」と山田氏は話します。

耐環境性能に優れた「WAPM-1266WDPR」で低温度環境の通信をカバー。常温帯などは「WAPS-1266」を設置し、作業エリアで安定したWi-Fi通信が可能なネットワークを構築。また、拠点間通信により、屋外配線工事を行うことなく本社と精肉センターをネットワーク接続している。


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