多台数同時接続に強い無線LAN機器を用いて各教室の通信環境を整備。固定回線を利用したタブレット授業が可能になり通信費の負担軽減を実現。
学校法人 大阪明星学園 明星中学校 明星高等学校 様

1898年、カトリック修道会・マリア会により設立された大阪明星学園 明星中学校 明星高等学校(以下、明星中学校・高等学校)。同校ではGIGAスクール構想時に1人1台端末環境を実現し、デジタル教材を用いたタブレット授業を行っていました。しかし、キャリア通信モデルのタブレットを主にモバイル回線で利用していたため、各家庭への通信費が負担に。そこで、多台数同時接続に強く「ローミング支援機能」「AP間電波自動調整機能」を搭載したWi-Fiアクセスポイントで校内の無線LAN環境を整備・強化。生徒が各教室で無線LANを利用できるようになり、通信費の負担軽減と積極的なタブレット活用につながりました。
取材協力:
テクネット株式会社
導入先プロフィール(2025年3月現在)

お客様インタビュー

学校法人 大阪明星学園
明星中学校 明星高等学校
事務長
藤原 一議氏
「ローミング支援機能」「AP間電波自動調整機能」搭載の無線LAN機器で校内移動時や隣り合うクラスでのタブレット授業時も安定した通信を維持
概要
各教室で多台数接続が可能な環境に
家庭への通信費負担がゼロに
通信費の負担軽減のため無線LAN環境を整備
強化されたICT環境のもと学びの幅が拡大
目標・課題
各家庭への通信費負担をなくしたい
普通教室でも無線LANを使えるように
端末ごとに必要な通信契約料金が負担に
生徒が授業で利用できる無線LAN環境が必要
解決策
多台数同時接続に強い機器を選定
搭載機能を有効化して通信を安定
40台の端末が接続してもつながる機器を採用
移動時も途切れや通信の速度低下がない環境に
効果
約1年安定した通信環境を維持
より効果的な授業が可能な環境に
英会話授業をはじめ多用途にタブレットを活用
授業の効率化・効果的な学習機会の提供に効果

76台の「WAPM-AX8R」を中学校・高校の普通教室および特別教室に設置

中学校・高校それぞれの普通教室・特別教室を対象に、無線LAN環境を強化するために「WAPM-AX8R」を設置。ICT教室や職員室などは従来の「WAPM-2133TR」を使用している。中学校・高校でそれぞれネットワークを区別しつつ、L3スイッチを介して相互通信を可能にしている。