コロナ禍での安心・安全なオンライン研修の実施に向けて、 園内全域で接続可能なWi-Fi環境を構築

学校法人上楽学園 ながもり幼稚園様

岐阜県岐阜市にある学校法人上楽学園ながもり幼稚園。園児一人ひとりの個性を大切に、伸び伸びと育てる教育方針を掲げる同園では、より質の高い幼児教育を実践するために職員向けの外部の研修プログラムを導入しています。しかし、昨今のコロナ禍の影響もあり、それまで対面で行っていた研修がオンライン形式へ移行。当時、Wi-Fi接続が可能なエリアは職員室と音楽室に限られていたことから、研修に際して人の密集を避けるための対策が必要だと認識していました。そこで同園は、無線LANアクセスポイントを用いて園内全域にWi-Fi環境を構築。各教室に人を分散させることで、安全にオンライン研修を行える環境を確立しました。

施設プロフィール（2021年11月現在）

法人名

学校法人上楽学園 ながもり幼稚園

所在地

〒500-8222
岐阜県岐阜市琴塚2-16-7

園児数

159人

お客様インタビュー

各教室でオンライン研修を行い、1か所に人が集まる密集空間を回避。
新たなネットワーク基盤の構築による今後のICT活用への可能性にも期待

概要

コロナ禍でのオンライン研修に対応

業務の省力化・効率化に成功

オンライン研修実施に向けてWi-Fi環境を整備

学校法人上楽学園ながもり幼稚園では、質の高い幼児教育の実践に向けて定期的に職員研修を行っています。当初は対面形式が主流でしたが、コロナ禍においてオンライン研修への対応が必要になったことから、同園はネットワーク環境の整備を決断。無線LANアクセスポイントを設置して、当時、職員室と音楽室に限定されていたWi-Fi接続可能エリアを園内全域に拡大しました。

日々の業務の困りごとを解消し業務効率がアップ

職員室よりも広さに余裕のある教室（クラス）で、人数を分散してオンライン研修を行うことが可能になりました。また、通信環境の安定性が増したことで、以前から問題視していたインターネット使用中のWi-Fi切断トラブルも解消。パソコン操作時のストレスがなくなり、効率的に仕事を進められるようになりました。

目標・課題

利用エリアが限られたWi-Fi環境

不安定な通信環境

人の出入りが多い職員室でのオンライン研修に懸念

当時設置していた家庭用Wi-Fiルーターでは、Wi-Fi接続可能エリアが職員室と音楽室に限られていました。電波の弱い音楽室は対象外とし、一時は職員室でオンライン研修を行うことも検討しましたが、ほかの教室よりもスペースが狭く、人の出入りが激しいことから密集空間になることを懸念。全職員が安心・安全にオンライン研修を行うためには、早急なWi-Fi環境の整備が必要だと認識していました。

安心して使えるネットワーク環境の構築が課題

また、同園の職員たちからは「インターネットに接続してパソコンで調べ物をしている最中に突然Wi-Fiが切断されることも度々ありました。不安定な通信環境も悩みの種でした。」という声も。そうした状況から、今回のネットワーク施工では安定した通信環境を構築することによる職員のストレス軽減・業務効率化といった狙いもありました。

解決策

費用対効果を重視した機器選定

事前の電波調査による効果測定

今後のWi-Fi利活用を見据えて機器を選定

Wi-Fi接続可能エリアの拡大・安定化に向けて「WAPM-1266R」を導入。本件担当の販売店である株式会社インフォファームの高井靖夫氏は、「予算内で課題を解決できる機器はほかにもありましたが、将来的にWi-Fi環境の活用方法が広がる可能性も加味した上でもっとも費用対効果が高いと判断しました。」と話します。

実機を用いた調査結果が導入の決め手に

複数台が同時接続しても安定通信・速度を維持できる「WAPM-1266R」を導入。

「WAPM-1266R」は、多台数を同時接続しても安定した通信環境と速度を維持できます。同園においても高パフォーマンスを期待できることが導入の決め手になりました。また、機器導入にあたって株式会社インフォファームが電波調査を実施。必要なエリアで確実にWi-Fiがつながることを確認してから施工を行いました。

効果

安全なオンライン研修が可能に

新しい教育サービス導入への期待

Wi-Fi環境構築を機に多くの波及効果が発生

各教室に職員を分散させることで密集空間を回避し、安全にオンライン研修を行うことが可能に。通信環境も安定し、職員が日々のパソコン業務でストレスを感じることもなくなりました。また、未就学児が遊びにきた際の出欠確認にタブレットを活用するなど省力化・業務効率化という点においても効果を発揮しています。

今後のICT教育の推進にも期待

1・2階の廊下天井に計3台の無線LANアクセスポイントを設置し、園内全域をカバー。

現場からも「今までは職員室でプリントを出力し、手書きで出欠確認のチェック記入をしていましたが、その手間が省け、子どもたちと向き合う時間が増えました。今後についても知育アプリ学習の導入や動画コンテンツの視聴など、さまざまな可能性が考えられると思います。」と、期待の声が挙がっています。

幼稚園全体で使えるWi-Fi環境と、安定した通信環境を構築するために「WAPM-1266R」を選択。将来的なWi-Fi環境の有効活用も見据えており、タブレット活用や動画視聴などを行っても高パフォーマンスを維持することが可能なネットワーク環境を構築。

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