イベントの満足度向上と来場者・出展者間のスムーズな商談をサポートするため、メイン会場内の適所でつながる公衆Wi-Fiサービス「FREESPOT」を提供

Art Collaboration Kyoto 2022

2022年11月、国立京都国際会館イベントホールをメイン会場に「現代アートとコラボレーション」をテーマとする「Art Collaboration Kyoto 2022」が開催されました。現代美術に特化した国内最大級のアートフェア開催にあたり、Art Collaboration Kyoto実行委員会は来場者の満足度・利便性向上を図るため会場内のネットワーク環境を整備。バッファローの「FREESPOT」導入キットを用いて公衆Wi-Fiを構築しました。また、貸出用モバイルバッテリーも併せて導入。出展ギャラリーやアーティストも含めてデータ通信量やバッテリー消費を気にすることなくスマートフォン利用が可能になりました。

取材協力:

株式会社バッファロー・IT・ソリューションズ

導入先プロフィール(2022年12月現在)

イベント名

Art Collaboration Kyoto 2022

会場

国立京都国際会館イベントホール
〒606-0001
京都府京都市左京区岩倉大鷺町422番

運営組織

Art Collaboration Kyoto 実行委員会事務局

所在地

〒604-0862
京都府京都市中京区烏丸通夷川上ル少将井町229-2 第7長谷ビル2階

お客様インタビュー

Art Collaboration Kyoto
実行委員会事務局
ショウマネージャー
鈴木 秀法氏(左)

Art Collaboration Kyoto
実行委員会事務局
ゼネラルマネージャー
宮本 典子氏(右)

データ通信量の負担やストレスなくライブ配信イベントの視聴が可能に。モバイルバッテリー貸出により出展者の商談機会損失の防止にも貢献

概要

会場内のWi-Fi環境を整備

利便性の高いイベント空間に

自由にスマートフォンが利用できる環境に

現代美術に特化した日本最大級のアートフェア「Art Collaboration Kyoto 2022」。同イベントを主催するArt Collaboration Kyoto実行委員会は、より満足度の高いイベント運営を目指して会場内の環境整備を実施。来場者向けの公衆Wi-Fiサービス「FREESPOT」と場内貸出用モバイルバッテリーを導入しました。

出展者と購入希望者の商談もスムーズに

「FREESPOT」の提供により、データ通信量の負担やストレスがなくスマートフォン利用が可能に。作品鑑賞だけでなく、トークイベントなどライブ配信プログラムも気軽に楽しめる環境になりました。また、モバイルバッテリーの貸出率は約90%を記録。出展ギャラリーやアーティストも利用しており商談の機会損失の防止にも貢献しています。

目標・課題

来場者のスマートフォン利用が増加

会場内に充電用の電源設備がない

ライブ配信を気軽に視聴できる環境が必要

イベント開催にあたり、メインプログラムのひとつとしてトークイベントのライブ配信を予定していました。また、カフェテリアやVIPラウンジなどの休憩スペースを新設したため、会場内における来場者のスマートフォン利用が増加すると予測。特にトークライブ視聴は多くのデータ通信量を消費することから、来場者がストレスなくイベントを楽しめる会場づくりが必要でした。

出展ギャラリーの商談の機会損失を懸念

同イベントは作品鑑賞だけでなく商談の場も兼ねています。Art Collaboration Kyoto実行委員会事務局 ゼネラルマネージャー 宮本 典子氏(以下、宮本氏)は「来場者に加えて、出展者も商談などにスマートフォンを利用します。各ブースには充電用の電源設備がないためバッテリー切れによる商談の機会損失が懸念されました。」と話します。

解決策

高セキュリティーな公衆Wi-Fi環境

持ち運び便利なモバイルバッテリー

不特定多数の接続を想定し、安全性を重視

メール・SNSアカウント認証によるセキュリティーを備えた「FS-M1266」をゲートウェイ機器とし、公衆W i - F iサービス「F R E E S P O T 」を提供。「FS-M1266」はそれぞれ無線LANアクセスポイントとしても機能しています。端末充電向けの貸出用モバイルバッテリーは小型で持ち運び便利な「BSMPB10030C3BK」を採用しました。

アクセスログ保存可能で効果測定も容易に

Art Collaboration Kyoto実行委員会事務局ショウマネージャー 鈴木 秀法氏(以下、鈴木氏)は「セキュリティーはもちろん、Wi-Fi接続ログを保存できるので利用者数のカウントなどイベント終了後の効果測定が容易に行える点も評価しました。機器設置も既存の電源とLANケーブルに接続するだけです。小型で扱いやすくブースの死角にも簡単に設置できました。」と話します。

効果

多くの来場者が公衆Wi-Fiを利用

イベントに対する満足度がアップ

当初の想定シーンで多数の端末接続を記録

データ通信量を気にせずトークライブ視聴やWeb閲覧が可能に。休憩スペースでも数時間で75回の端末接続が確認されました。モバイルバッテリーの貸出率は約90%で「ニーズに合致したサービスを提供できました。」と宮本氏は話します。

次回アートフェア開催時も同様の環境を

「FS-M1266」は会場パーティション内に設置

鈴木氏は「昨年比で来場者は約1,000人、作品売上は約1.5億円増加。公衆Wi-Fiと貸出用モバイルバッテリーによる利便性向上に加え、バッファローのグループ企業『株式会社バッファロー・IT・ソリューションズ』が扱っている空気清浄機『Airdog』もレンタルし、コロナ禍でも安心して開催できました。」と話します。

バッファローの公衆Wi-Fi導入キット「FS-M1266」を用いて、2階にある休憩スペースをはじめ会場内各所に「FREESPOT」を提供。1階にはモバイルバッテリー貸出用のブースを展開。


その他の導入事例