通信切断や速度低下のない環境を整えるためにWi-Fi環境を強化。 Wi-Fi 6（11ax）対応機器で貸館利用者と来館者向けの2つのWi-Fiを提供

恵那文化センター様

恵那文化センターは、恵那文化会館、中央公民館、恵那市こども元気プラザで構成される複合施設です。館内には約900人収容可能な大ホールのほか、視聴覚室、会議室、調理実習室などの貸館施設があり、市民同士の交流や市民講座を通じた学びの場として利用されています。今まで同センターでは3部屋でWi-Fiを利用できましたが、各種講座・教室を開催するたびに通信切断や速度低下が発生。すべての貸館施設で問題なくインターネットを利用できるようにWi-Fi機器の更新と提供エリアの拡張を実施。また、ロビーでは誰でも利用できる公衆Wi-Fiを整備しました。

目的・課題

公衆Wi-Fi導入

業種

官公庁/自治体

導入商品

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導入先プロフィール（2024年9月現在）

施設名

恵那文化センター

所在地

〒509-7205

岐阜県恵那市長島町中野414番地1

URL

https://www.city.ena.lg.jp/soshikiichiran/kyoikuiinkai/enabunkacenter/1/8/3/1081.html

お客様インタビュー

恵那市教育委員会事務局
恵那文化センター係長
鈴木辰徳氏

恵那市教育委員会事務局
恵那文化センター主査
村瀬かな氏

全貸館施設でWi-Fi利用が可能になりインターネットを活用した講座が増加。モニター映像によるイベント告知も取り入れ、来館者の興味・注目度が上昇

概要

施設全体のWi-Fi環境を強化

ストレスのない講座開催が可能に

貸館、大ホール、ロビーでWi-Fi整備を実施

恵那文化センターでは20部屋以上ある貸館施設のうち3部屋でWi-Fi 4対応の家庭向けWi-Fiルーターを用いたインターネット環境を整備していましたが、Wi-Fi利用中に通信切断や速度低下が多発。コロナ禍を経てオンライン需要が高まっている点も考慮し、Wi-Fi強化・エリア拡張を行いました。

オンライン動画を用いた講座が可能に

Wi-Fi環境に対する不満の声がゼロになり、多くの市民講座でオンライン上の動画やインターネット上の情報を用いた講義が可能に。1階ロビーでは映像によるイベント周知も行われ、来館者からの注目度アップや興味喚起にもつながっています。

目標・課題

Wi-Fi利用時の通信不良を改善したい

トラブル対応の負担を減らしたい

パソコン教室で通信切断や通信速度低下が多発

インターネット環境が整備されていた視聴覚室および隣接の会議室は、市民サークル団体がパソコン教室の場などに利用。Webページの検索・閲覧の通信手段としてWi-Fiを利用していましたが、複数台の端末が同時に接続すると通信切断や速度低下といったトラブルが多発していました。

機器トラブルで職員が休日対応を迫られることも

恵那市教育委員会事務局恵那文化センター主査村瀬かな氏は「不具合が起きるたびにWi-Fiルーターを再起動していました。また、トラブルに対応できる職員が限られており、休みの日に対応を求められることも。利用者の満足度と職員負担の両面で課題を感じていました。」と話します。

解決策

法人向けWi-Fi機器を設置

来館者向けの公衆Wi-Fiを提供

法人向けWi-Fi機器で通信の安定性を強化

多台数同時接続に強い法人向けWi-Fi 6対応アクセスポイント「WAPM-AX4R」を導入。パソコン教室などを開催したときに多台数の端末が同時に通信しても通信切断や通信速度の低下が起きにくい環境を実現しました。オンライン需要や施設内でのWi-Fiニーズの高まりを考慮し、貸館施設内に有線LANポートを敷設し、希望があった利用者に「WAPM-AX4R」を貸し出ししています。

利便性向上を図るため公衆Wi-Fiを整備

また、イベント開催時や子ども向け教室の送迎など、貸館利用以外にも多くの人が施設に足を運ぶことから1階ロビーでは来館者向けの公衆Wi-Fiを提供。不特定多数のWi-Fi接続が想定されるため「FS-M1266」を用いて利用者認証を行う構成にし、「WAPM-AX8R」で多台数の端末が接続できる環境を整備しました。