オンラインストレージサービスの需要増に応え、高パフォーマンスと低コストを追求した中小企業向けクラウドサービスの提供を短期間で実現

GMOグローバルサイン・ホールディングス様

国内最大級のクラウド・ホスティング提供企業として、4,000社以上の企業に最高水準のクラウドサービスを提供するGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社。リモートワークの普及によるクラウドサービスへの需要増にスピーディーに対応し、新たなクラウドストレージサービス「ファイル執事 on GMOクラウド Private」を2021年5月に提供を開始しました。このクラウドストレージ用サーバーとして、10GbE対応、クアッドコアCPU搭載の「テラステーション TS5410RNシリーズ」を採用。低コストかつ約3か月間という短期間でサービスの提供を実現しました。

取材協力

日本情報システム株式会社

導入先プロフィール(2021年10月現在)

企業名

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社

所在地

〒150-8512 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー10階

事業内容

電子認証・印鑑事業/クラウドインフラ事業/
DX事業/IoT事業

お客様インタビュー

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社
クラウドソリューション営業部 プリセールスグループ
グループチーフ
渡邊 享氏

需要が高まるオンラインストレージサービス。「テラステーション TS5410RNシリーズ」の採用により、低コストかつ高パフォーマンスの新サービスを提供開始

概要

中小企業向けの新クラウドサービス

コロナ禍におけるテレワーク需要に対応

新たに中小企業向けクラウドサービスを提供

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社は、2021年5月に中小企業向けクラウドストレージサービス「ファイル執事 on GMOクラウド Private」の提供を開始しました。このクラウドストレージ用サーバーとして、10GbE対応、クアッドコアCPU搭載の「テラステーション TS5410RNシリーズ」を大量導入。低コストながら必要な機能を備え、使い勝手に優れている点が採用の決め手となりました。

コロナ禍に伴うテレワーク増に対応

コロナ禍においてテレワークを推奨する企業が増える中、オンラインストレージサービスへのニーズがより高まっています。オンラインストレージサービスの需要は今後も高まっていくものと見越し「顧客がより活用しやすいサービスを」という思いが、新たなオンラインストレージクラウドサービスを構想するきっかけになりました。

目標・課題

中小企業向けクラウドサービスを計画

スピーディーにストレージ容量増を

時流に合った中小企業向けクラウドサービスを

GMOグローバルサイン・ホールディングスにも、時流に合った中小企業向けクラウドサービスの提供が求められていました。このようなニーズを受けて、既存の法人向けパブリッククラウドサービスを中小企業向けに提供する形ではなく、競争力を持った新たな中小企業向けクラウドサービスの立ち上げを計画。早期のサービス提供に向けて、企画が進んでいきました。

短期間でストレージ容量を増やしたい

新たなサービスの立ち上げにあたり、既存の法人向けサーバーには、大量の新規ユーザーのデータを受け入れる余地がなく、サーバーの容量増は必須であり、ビジネスにスピード感を重視するGMOグローバルサイン・ホールディングスでは、短期間でサーバーのストレージを増量できる方法を探していました。

解決策

SI事業者にサポートを依頼

TS5410RNシリーズ」がニーズに合致

ノウハウのあるSI事業者がサポート

同社は新サービスの立ち上げにあたり、短期でストレージ容量を増やすため、日本情報システム株式会社にサポートを依頼。日本情報システム株式会社ソリューション営業本部 マネージャー 金山泰之は、「バッファローの法人向けNASなら今回の新サービス立ち上げの要望に応えられると確信し、数あるラインアップの中から『TS5410RNシリーズ』を提案しました」と振り返ります。

要望に応えられる「TS5410RNシリーズ」を選定

「TS5410RNシリーズ」は、既存のラックへの導入が容易で、SMB共有機能によりサーバー機を必要とせず、単体でクラウドストレージ用サーバーとして使用可能。10GbE対応に加えクアッドコアCPU搭載でクラウドストレージ基盤として最適でした。コストパフォーマンスや使い勝手に優れる「TS5410RNシリーズ」の導入を軸に新サービスの構築が進みました。

効果

短期間でサービスの提供を開始

リモートワークによる需要の伸びを予測

約3か月間という短期で立ち上げを実現

2021年3月に「TS5410RNシリーズ」の導入を決定。社内にスピーディーなビジネスを実現する専門部署があることにくわえ、迅速に設置可能な「TS5410RNシリーズ」により、短期間でサーバーの容量を増やし、予定通り2021年5月に新サービスの提供を開始することができました。

需要増を期待し、課題に対応できる体制作りへ

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 クラウドソリューション営業部 プリセールスグループ グループチーフ 渡邊享氏は「コロナ禍が収束してもリモートワークはなくならず、需要は伸びるはず。目標販売数は月5件、年間60件・120台程度です。実際にお客様に使っていただく中で、これから課題なども出てくると思います。柔軟に対応できる体制を作っていきたいです」と、今後の目標を話してくれました。

ラックマウントモデルで既存のサーバーラックへの導入が容易な、法人向けネットワーク対応NAS「テラステーション TS5410RN」シリーズ。10GbE対応でクアッドコアCPUを搭載した本製品を軸に環境を構築。短期間で中小企業向けオンラインストレージクラウドサービスの提供が実現した。


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