コロナ禍での集客対策として導入したオンラインツアーの運用効率化に向け、施設全域でWi-Fi接続可能なネットワーク環境を構築
琉球村 様

沖縄の人気観光スポットとして知られる琉球村。同施設は新型コロナウイルスの感染拡大により来園者数が減少したことを受け、施設存続のための新たなサービスとしてオンラインツアーを企画・実施しました。当初はモバイル回線を利用してオンラインツアーを開催していましたが、より効果的なサービス運用とコロナ収束後の来園者向けサービスの拡充を目的にWi-Fi導入を決断。耐環境性能モデルの無線LANアクセスポイントを22台導入し、屋外スペースを含む施設全域で安定してつながるWi-Fi環境を構築しました。
取材協力
株式会社okicom
導入先プロフィール(2022年4月現在)

お客様インタビュー
データ通信量や回線速度に制限のない自由なオンラインツアーが可能に。参加者は毎月500人を超え、コロナ禍における収益の柱へ成長
概要
施設全域にWi-Fi敷設
対応可能なオンラインツアー数が増加
Wi-Fi導入により効率的なサービス運用を目指す
オンラインツアーがコロナ禍の新たな収益源に
目標・課題
新サービスの費用対効果を検証
コロナ禍明けを見据えたWi-Fi導入
端末ごとにかかる通信契約料金が毎月の負担に
今後の来園者向けサービス拡充にも期待
解決策
屋外対応モデルのWi-Fi機器を選定
古民家のひさしを利用して機器を設置
複数台の屋外対応機器で施設全域をカバー
Wi-Fi機器の設置方法を工夫し施設景観を維持
販売・施工を担当した株式会社okicom 技術部 大嶺氏は「古民家のひさしを利用することで直射日光を避けて設置できると判断し、屋外対応モデルの中でも安価で導入しやすい本製品を採用しました。オンラインツアーは施設内を移動しながら行うため、全エリアに電波が届くよう適所に機器を設置。 看板でカムフラージュするなど景観維持の工夫も施しました。」と話します。
効果
オンラインツアーの運用効率アップ
コロナ禍を見据えたWi-Fi拡張
より自由度の高いオンラインツアーが可能に
リアル来場者を意識したサービス拡充も視野に

耐環境性能に優れ、屋外に設置可能な「WAPM-1266WDPR」

22台の耐環境性能無線LANアクセスポイントを施設内の適所に設置。古民家のひさしを活用するなど設置方法を工夫することでコストを抑えた機器選定が可能に。