工場、オフィス、倉庫など15拠点に無線LANアクセスポイント「WAPM-1266R」を232台導入。Wi-Fi環境を再構築し、日常業務への活用を実施

アイリスオーヤマ株式会社 様

アイリスオーヤマ株式会社(以下、アイリスオーヤマ)は、生活用品や電化製品を企画、製造、販売するメーカーです。メーカー機能と問屋機能をあわせ持つ独自の「メーカーベンダー」という業態を作り上げたアイリスオーヤマでは商品を小売店に届けるだけでなく、小売店の売場をコンサルティングしながら魅力的 な売場作りや販売促進をサポートしています。国内に33工場と70か所の拠点を持つ同社では、導入から10年経った既設無線LANアクセスポイントを、無線端末最大接続台数256台と公称するWi-Fi 5(11ac)対応製品「WAPM-1266R」へリプレース。快適なWi-Fi環境を構築しました。

導入先プロフィール(2022年8月現在)

法人名

アイリスオーヤマ株式会社

所在地

〒980-8510
宮城県仙台市青葉区五橋2-12-1

お客様インタビュー

アイリスオーヤマ株式会社
システム部 運用課
サブリーダー
山本 孝幸氏(左)

アイリスオーヤマ株式会社
システム部 運用課
サブリーダー
笹山 眞一氏(右)

経年劣化した機器を多台数同時接続可能な無線LANアクセスポイントへとリプレース。フリーアドレスのオフィスでも安定したWi-Fi利用が可能に

概要

経年劣化したWi-Fi機器を置き換え

Wi-Fi機器のリプレースで課題を解決

最長10年以上経過していたWi-Fi機器を置き換え

アイリスオーヤマでは工場を中心にWi-Fi環境を構築し、検品用ハンディースキャナーの通信などに活用していました。しかし既設無線LANアクセスポイントの経年劣化でリプレースを検討した結果、業務に必要なスペックを有し、希望納期に納入可能な「WAPM-1266R」を採用。全国15拠点232台の無線LANアクセスポイントのリプレースを実施しました。

多台数のリプレースでも問題なくWi-Fiを運用

2018年秋からはオフィスのWi-Fi化が始まり、Wi-Fi機器への端末接続台数の増加が予想されましたが、Wi-Fi 5(11ac) 2×2で既存機器と同様の通信能力を備えた「WAPM-1266R」にリプレースすることで対応。1台あたり40~50台以上の多台数同時接続時でも業務に支障なく安定した運用ができています。

目標・課題

既設Wi-Fi機器の経年劣化

通信性能を落とさず機器をリプレース

最長で10年以上経過しているWi-Fi機器

アイリスオーヤマでは、工場を中心に10年以上前からWi-Fi環境を構築していました。さらに2018年秋からは、フリーアドレス化を実現するためにオフィスにもWi-Fi環境を構築。全社Wi-Fi化が実現しています。しかし、既設の無線LANアクセスポイントの経年劣化により、フリーアドレス化で増加した多台数端末の接続に対応できなくなっていました。

未導入拠点へWi-Fi環境の新規導入を検討

経年劣化していた既設無線LANアクセスポイントのリプレースの検討に入りましたが、併せて未導入拠点に対しても、Wi-Fi環境の新規導入も検討していました。そのため、既設無線LANアクセスポイントの通信能力と同等以上のWi-Fi機器の導入が求められていました。

解決策

納期に間に合う機器を選定

増加した端末の同時接続に対応

必要要件を満たしたバッファロー製品を選択

アイリスオーヤマでは機器のリプレースが必要な時期が迫っていました。当初、他社製の無線LANアクセスポイントの導入を検討していましたが、在庫がなく、そのときメーカーに在庫があり、無線端末最大接続台数計256台(2.4GHz:128台、5GHz:128台)、Wi-Fi 5(11ac) 2×2など必要な要件を満たしているバッファローの「WAPM-1266R」の導入を決定しました。

フリーアドレス化で増加した接続台数に対応

「WAPM-1266R」は、他社製品からのリプレースとなりますが、置き換えの際のトラブルは発生せず、スムーズに置き換えることができました。また、最大接続台数256台の「WAPM-1266R」を導入したことにより、フリーアドレス化で増加した多台数同時接続に対応するWi-Fi環境の構築を実現しました。

効果

業務に支障なくWi-Fiの運用を実現

全国規模でのリプレースを推進

増加した接続端末でも支障ない運用を実現

オフィス1拠点あたり、約100名に対して、9台の割合で「WAPM-1266R」を導入。パソコンとスマートフォンを合わせると1拠点あたり約400台の端末を利用することになりますが、業務に支障がない運用を実現しています。

導入していない拠点のリプレースを進める

天井に設置された、法人向け無線LANアクセスポイント「WAPM-1266R」

アイリスオーヤマ システム部 運用課 サブリーダー 笹山 眞一氏と山本 孝幸氏は「今後も『WAPM-1266R』への入れ替えやWi-Fi未整備拠点への新規導入を進め、さらにWi-Fi 6(11ax)対応機種の導入も検討しています。」と話してくれました。

多台数同時接続ができる法人向け無線LANアクセスポイント「WAPM-1266R」を導入。アイリスオーヤマの主要な15拠点に対して全232台を導入。各拠点の社員が快適にWi-Fiを利用できるようになった。今後も新規立ち上げ拠点をはじめ、未導入拠点に対して「WAPM-1266R」を導入していく予定。


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