2法人11施設に多台数同時接続可能な法人用無線LANアクセスポイントを導入。業務効率化やコロナ対策、グループ間での情報共有の一本化を実現

石川ヘルスケアグループ 社会福祉法人 愛美会/医療法人 健康会様

社会医療法人 石川記念会 HITO病院、社会福祉法人 愛美会、医療法人 健康会からなる石川ヘルスケアグループは、愛媛県四国中央市に医療機関や介護福祉施設を多数運営しています。同グループの社会福祉法人 愛美会と医療法人 健康会は、2020年から2021年にかけて多台数同時接続が可能な法人用無線LANアクセスポイントとPoEスイッチを各施設の適所に設置。Wi-Fi環境を一新し、ICT活用による業務効率向上やコロナ対策を行いました。「Webex」による情報共有や、利用者の睡眠状態を測定できる「眠りSCAN」、オンライン面会などの導入で、職員をはじめ施設利用者にもメリットが生まれています。

取材協力

株式会社アグサス

導入先プロフィール(2021年12月現在)

法人名

石川ヘルスケアグループ 社会福祉法人 愛美会

所在地

〒799-0121 愛媛県四国中央市上分町乙8-2

法人名

石川ヘルスケアグループ 医療法人 健康会

所在地

〒799-0121 愛媛県四国中央市上分町732-1

お客様インタビュー

(写真中央)社会福祉法人 愛美会
特別養護老人ホーム
萬翠荘 施設長
大西 慶治 氏

(写真左)社会福祉法人 愛美会
本部事務局主任
採用担当
渡邉 圭介 氏

(写真右)株式会社 友愛
システム担当
主任
瀬分 政史 氏

家庭用Wi-Fi機器から法人向け無線LANアクセスポイントにWi-Fi環境を一新。施設全域で安定してつながるWi-Fi環境構築を低コストで実現

概要

法人向け無線LANアクセスポイントでWi-Fi環境を一新

Wi-Fi環境が整いICT活用とコロナ対策が加速

Wi-Fi環境を一新し安定してつながるWi-Fi環境を実現

石川ヘルスケアグループ 社会福祉法人 愛美会と医療法人 健康会は、ICT化やコロナ対策の推進を計画していました。しかし、使用していた家庭用Wi-Fi機器ではWi-Fiのエリアや同時接続台数が足りないことに課題がありました。そこで、法人向けWi-Fi機器を導入し、安定してつながるWi-Fi環境を構築しました。

ICT化により業務効率向上とコロナ対策を実現

Wi-Fi環境の整備によりICT化とコロナ対策が加速。情報共有アプリや睡眠計測ツール、オンライン会議、オンライン面会などの導入を進め、業務効率が向上しました。さらに施設内をはじめ、施設間、グループ間での情報連携もスムーズになりました。

目標・課題

家庭用Wi-Fi機器ではICT活用が困難

限られた予算でWi-Fi環境を構築する必要が

家庭用Wi-Fi機器ではWi-Fiエリア、同時接続台数が不足

両法人では2019年夏に業務用iPhoneを導入し、情報共有アプリなどで活用を開始。その後、コロナ対策として非接触対応やオンライン面会が必要になりましたが、当時事務所とスタッフステーションに設置していた家庭用Wi-Fi機器ではWi-Fiエリアや同時接続台数が不十分でした。

予算内で安定してつながるWi-Fi環境の構築が必要

コロナ対策として、iPhoneやiPadの端末をはじめ、ICT対応機器やソフトウェア、アプリケーションなどを急ぎ導入する必要がありました。各種補助金を活用するとはいえ、限られた予算内で適所にWi-Fi機器を設置し、安定してつながるWi-Fi環境を構築しなければいけませんでした。

解決策

法人向け無線LANアクセスポイントを導入

各施設の適所にWi-Fi機器を設置

複数台で広範囲なWi-Fi構築が可能な無線LAN機器を導入

2法人11施設に、複数台の連携で多台数の端末が同時接続できるWi-Fi環境を構築可能な、法人向け無線LANアクセスポイント「WAPS-1266」と、無線LANアクセスポイントに給電可能なPoEスマートスイッチ「BS-GS20Pシリーズ」を導入しました。施設内全域にWi-Fiが届くよう適所に機器を配置。電源を新設することなく、コストを抑えWi-Fi環境を一新しました。

ICT関連機器やツールなどを幅広く導入

Wi-Fi環境を整備するとともに、iPhoneやiPadの端末拡充を実施しました。そして、情報共有アプリ「Webex」や睡眠状態を計測しWi-Fiで端末に転送できる見守りセンサー「眠りSCAN」、オンライン会議ツール「Zoom」なども導入。いずれも業務効率向上の効果がみられており、Wi-Fiの届く場所まで移動して行っていたオンライン面会は、利用者自身の部屋で行えるようになりました。

効果

業務効率向上とコロナ対策を実現

ICT活用は採用活動でも好反応

職員、利用者それぞれにメリットが

情報共有アプリ「Webex」やオンライン会議ツール「Zoom」などにより、施設内や施設間、グループ間での情報共有がスムーズになりました。また、「眠りSCAN」では、施設利用者が起きているときにお世話ができるなどメリットが。オンライン面会も各部屋で行えるようになり、コロナ対策も実現しました。

ICT活用の推進は就職先としても魅力に

社会福祉法人 愛美会 萬翠荘の天井に設置された「WAPS-1266」

社会福祉法人 愛美会 本部事務局 主任 渡邉 圭介氏は、「ICT活用による働き方改革を行ったため、新卒採用応募者から好反応が得られるようになりました。」と採用活動での手ごたえを話します。

2法人11の施設に法人向け無線LANアクセスポイント「WAPS-1266」を適所に配置し、施設全域で安定して繋がるWi-Fi環境を構築。各施設からは石川ヘルスケアグループのインターネットVPNに接続している。


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