ベッドセンサーの安定運用とタブレットを用いた介護記録作成の効率化に向け、法人向け無線LANアクセスポイントで施設内全域に安定したWi-Fi環境を構築
株式会社さちコーポレーショングループホームさち 様

株式会社さちコーポレーション グループホームさち(以下、グループホームさち)は、5~9名による少人数ケアを通して、入居者が自分らしく生きるための介護サービスを提供しています。2021年、同施設は入居者が安心して過ごせる環境作りを目的にベッドセンサーを導入。覚醒や起床、心拍や呼吸などの感知による転倒防止・体調異変の早期察知が期待される中、システム運用に必要なWi-Fi環境をバッファローの法人向け無線LANアクセスポイントを用いて構築しました。また、Wi-Fi整備に伴いWi-Fi接続エリアを拡張。介護記録作成に使っていたタブレットの使用可能範囲が広がり、業務効率化にもつながっています。
取材協力:
ひまわりネットワーク株式会社
導入先プロフィール(2023年5月現在)

お客様インタビュー

株式会社さちコーポレーション
グループホームさち
取締役 管理者
神谷 真理氏
ベッドセンサーの体動感知により転倒防止・体調異変の察知が容易に。
タブレットの有効活用にも効果を発揮し、職員負担軽減・業務効率化に貢献
概要
見守り支援にベッドセンサーを導入
入居者と向き合う時間が増加
入居者が安心して過ごせる施設環境に
よりきめ細かな介護サービスが可能に
目標・課題
入居者の見守り環境を強化したい
施設内全域でつながるWi-Fi環境に
定期巡視時間外での転倒・事故リスクを危惧
既存ネットワーク環境では電波が不十分
解決策
多台数同時通信に強い機器を選定
Wi-Fi機器2台で全域をカバー
広範囲で安定接続可能なWi-Fi機器を選定
コストを抑えて安定通信可能なWi-Fi環境に
効果
業務負担軽減で手厚いケアが可能に
今後通信負荷が増えても対応可能
不要な訪室削減と介護記録の効率化を実現
新棟建設時に同様のWi-Fi環境を検討

「WAPM-AX8R」1台につき9つの居室の通信をカバーする

建物中央にある事務室を挟んで両側に配置されている居室付近の廊下天井に「WAPM-AX8R」を1台ずつ設置。PoE給電を活用することで天井設置を容易にしている。機器管理には「キキNavi」を活用し、事務室内から機器の稼働状況確認や障害時の簡易メンテナンスを可能にしている。