コロナ禍での安全な介護・福祉サービスの提供体制を確立するため、 全館Wi-Fi敷設とNAS導入によるネットワーク環境を構築
社会福祉法人 近江ふるさと会様
滋賀県彦根市の社会福祉法人 近江ふるさと会は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、より安全な介護・福祉サービスの提供体制を確立するため、ICTの活用を選択。バッファロー製の無線LANアクセスポイントを用いて、特別養護老人ホーム「近江ふるさと園」「近江第二ふるさと園」、障害者支援施設「ふるさと」の3施設に安定したWi-Fi環境を構築し、オンライン面会の実施を可能にしました。また、近江第二ふるさと園にNASを導入してネットワーク経由による共有ファイルへのアクセスや入力作業が可能になったことで、事務作業の省力化・効率化に成功。職員の負担軽減にもつながり、今まで以上に入所者に寄り添ったケアを行えるようになりました。
取材協力
大和電設工業株式会社(京都市)滋賀支店
導入先プロフィール(2021年8月現在)
施設名
所在地
提供サービス
特別養護老人ホーム/障害者支援施設
お客様インタビュー
社会福祉法人 近江ふるさと会
理事長
大久保 貴氏(右)
社会福祉法人 近江ふるさと会
特別養護老人ホーム 近江第二ふるさと園
施設事務室 主任
久保 善文氏(左)
業務用タブレットと連動し、オンライン面会と業務の効率化を実現。
5年先、10年先を見据え、さらなるサービス拡充にも着手
概要
ICTの活用でコロナ禍での業務をサポート
安定したWi-Fi環境でサービス基盤を強化
コロナ禍に対応した業務をICTで推進
サービス基盤の強化に伴い、ICTのさらなる活用を
目標・課題
各施設のネットワーク環境を整備
情報管理、保管、運用方法の統一
全館でのWi-Fi環境構築が急務
施設で異なる作業手順・方法を統一
解決策
同時接続を想定したWi-Fi対応機器の選定
運用実績、操作性を考慮したNASを設置
安定した通信環境と速度が機器選定のポイント
後継機種のNAS導入で業務移行をスムーズに
効果
館内のどこからでも必要な情報にアクセス可能に
ファイル共有が以前よりも「早く」「容易に」
オンライン面会と業務効率化を実現
5年先、10年先を見据えたサービスの拡充も視野に
社会福祉法人 近江ふるさと会 理事長の大久保貴氏は、「音楽ストリーミングサービスの導入や介護ソフトとの連動など、今後を見据えたサービス基盤が完成しました。職員の負担が減り、今まで以上に入居者様に寄り添ったケアやサービスの提供にもつながると期待しています」と話してくれました。
食堂をはじめ、多くの人が集まる場所や同時接続が予想される場所には「WAPM-1266R」を設置。
データのやりとりや保管・運用方法を統一するため、近江第二ふるさと園の事務室に「TS3220DN0402」を設置。
多数の機器を安定して同時接続できる無線LANアクセスポイント「WAPM-1266R」などを選択。近江第二ふるさと園と障害者支援施設ふるさとをネットワークで繋ぎ、「TS3220DN0402」を共有ファイルサーバーとして導入・運用している。