複数だった回線をセキュアな業務用回線に集約し、VLANでネットワーク分離。コストと機器管理の負担を軽減しながら用途別にWi-Fi環境を構築

株式会社ECC 心斎橋校 様

株式会社ECC(以下ECC)は英会話をはじめ幅広い語学学習の場を提供しています。対面レッスンを行なう教室では、セキュリティーの観点から一般通信回線を敷設して基幹業務に利用する社内業務回線とは物理的に分離していました。拠点数は約145校に及び、一般通信回線の契約コスト増大と機器管理負担が課題でした。相談を受けたバッファローは回線を1つに集約する構成を提案。VLANによりネットワークを仮想的に分離することでセキュリティーを担保しながら、有線接続のみだった社内業務回線にWi-Fi接続できる環境も追加。まずはニューオープンの心斎橋校で導入し、その後も随時全国へ整備を進める予定です。

導入先プロフィール(2026年5月現在)

法人名

株式会社ECC 心斎橋校

所在地

〒542-0086
大阪府大阪市中央区西心斎橋1丁目4番5号 御堂筋ビルディング8F

お客様インタビュー

株式会社ECC
外語事業部 情報システム課

本部での把握が困難だった各校の個別回線を統一し遠隔監視。社内・外の通信をセキュアに接続できるWi-Fi環境が整い、業務効率が向上

概要

社内・外用回線をセキュアに集約

機器管理と業務の効率化を実現

回線を集約し、ネットワーク構成を再整備

ECCのネットワークは、基幹システム用のセキュアな社内業務回線と、社外通信用として別契約の一般通信回線を各校個別に契約しており、複数の回線費と機器増加による管理負荷が課題でした。心斎橋校ではVLANによって業務利用していた専用回線を仮想的に分割。一般通信回線を社内業務回線に集約しネットワーク環境を再構築しました。

成功モデルを利用して全国展開も見据える

ネットワーク構成がシンプルになったことで、関連コストと管理負荷軽減に成功。また、社内業務回線の無線化整備により、場所に依存しない柔軟な働き方が可能になりました。回線を集約したことで、機器の遠隔監視が可能となり管理にかかるリソース削減も期待できます。

目標・課題

複数回線が混在するネットワーク

多くの機器による複雑な構成

複数契約による回線運用コストが負担

セキュリティーポリシーの観点から、本部が整備した基幹システムに接続できる社内業務回線と、一般生徒などが利用する通信回線を物理的に分けて構築。一般通信回線は各校ごとで独自にプロバイダ契約していたため拠点数の増加に伴い回線数と周辺機器費用も積み上がっていました。また、一般回線は機器や構成が不統一で、本部から全校の機器状態を把握するのに困難を極めていました。

複雑化した機器構成により管理の負荷が増大

株式会社ECC 外語事業部 情報システム課担当者(以下、ECC)は、「安全を重視する社内業務回線は有線接続のため利用範囲が制限され、席替えや新スタッフ加入のたびにLAN配線工事が必要でした。また、一般通信回線は個別契約の為、周辺機器も増え、週2回の頻度で不具合の報告もありました。障害原因も分かりにくく、全国に分布する拠点への対応には組織全体で多大なリソースが必要でした。」と話します。

解決策

VLANでネットワークを仮想的に分割

技術者による的確な機器構成の提案

1回線でセキュアな用途別通信環境を整備

バッファローの提案から、複数契約していた回線を、社内業務回線に集約。セキュリティーを担保するために社内・外の通信をVLANで分離して運用することで、回線のスリム化に成功。あわせて、これまで有線のみだった社内業務回線にもWi-Fiで接続できる環境を構築しました。管理する機器の台数が減って構成がシンプルになることに加えて、リモート管理サービス「キキNavi」を用いることで遠隔からの機器監視も可能になりました。

技術者参加による手厚い再整備計画の進行

ECCは「複数回に及んだ再整備の打ち合わせにはバッファロー技術者も同席し、課題や要望に対して丁寧で具体的な提案がありました。日々進化する通信分野において、技術者の直接サポートはとても心強く、自分たちだけでは難しかった課題を解決できました。」と、話します。

効果

回線集約で管理負担とコストを削減

社内業務回線でもWi-Fi利用が可能に

通信関連コスト削減と業務効率化を実現

新たな構成でネットワーク環境を整備した心斎橋校では、関連するランニングコストを低く抑えられています。社内業務回線のWi-Fi整備により、どの教室からも基幹システムへアクセスが可能となり、場所を選ばず業務ができることから自由度や効率が大きく向上。管理すべき機器も把握できるため、管理負担の削減につながりました。

効果的な導入プロセスとして全国への展開も

機器の設定方法はバッファローが作成し、ECCが「キキNavi」で設定しました。今後は同じ設定を「キキNavi」からネットワークを通して一括設定することができる為、心斎橋校の構成と運用手順を全国約145校へ一斉に展開することも見据えています。各校の再整備も、設定を簡単に行えるため、作業コストを大幅に抑えられます。さらに再整備後は「キキNavi」によるリモート管理が可能になり、トラブル対応へのリソース軽減などが期待できます。

「BS-GS2108」と、Wi-Fi6(11ax)に対応した「VR-U300W」を設置。VLANで社内業務回線と一般通信回線を分離したネットワークを構築している。


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