施設移転に伴い、ネットワーク環境を刷新。記録データの送信遅延や見守りセンサーの通信トラブルがない安定した環境を実現

介護付き有料老人ホーム ウェルライフ郡山

2025年10月の施設移転に伴い、要介護4·5の入居者を中心に受け入れる体制へ変更した介護付き有料老人ホーム ウェルライフ郡山(以下、ウェルライフ郡山)。同施設では介護記録の入力や見守りセンサーの運用をはじめ、Wi-Fiを活用したICT環境で多くの業務を行っていましたが、電波強度のばらつきによりデータ送信遅延や通信エラーが発生していました。新施設では見守り体制強化に伴うWi-Fi接続機器の増加も見込んでいたため、移転を機にネットワーク環境を刷新。介護施設の運営に必要な9つのソリューションを提供するプラットフォーム「CareBiz 9」の利用を含めて、施設全体で安定した通信環境を構築しました。

取材協力:

ウェルコンサル株式会社

導入先プロフィール(2026年2月現在)

施設名

介護付き有料老人ホーム ウェルライフ郡山

所在地

〒639-1028
奈良県大和郡山市田中町701

お客様インタビュー

介護付き有料老人ホーム
ウェルライフ郡山
1階フロアリーダー
ガイレ・ラスクマン氏

介護付き有料老人ホーム
ウェルライフ郡山
施設長
鈴江 由紀氏

全50床に設置された見守りセンサーの安定稼働により、夜間巡回が減少。「CareBiz 9」での介護記録入力も円滑になり、業務効率化と負担軽減を実現

概要

施設移転に伴いWi-Fi環境を刷新

業務効率化と職員の負担軽減に効果

新施設で滞りなく業務が進められる環境に

ウェルライフ郡山では介護支援システムの多くをWi-Fi経由で運用していました。しかし場所によって電波強度に差があり、通信トラブルが発生。新施設では要介護4·5の入居者を中心に受け入れるため、移転に伴いネットワークを強化しました。

施設全体で安定した通信が可能な環境を構築

Wi-Fiアクセスポイントを設置し、施設全体の環境を整備。見守りセンサーの通信が安定し巡回負担が軽減されました。介護記録もその場で入力・共有可能になり、残業削減や入居者と向き合う時間の確保にもつながっています。

目標・課題

施設内の電波強度にばらつき

見守りセンサーが一斉に通信エラー

介護記録の入力時に通信トラブルが発生

旧施設では、見守りセンサーや介護記録の作成、医師による電子カルテの確認などにWi-Fiを利用していました。しかし、施設内は場所によって電波強度にばらつきがあり、介護記録のデータ入力時に画面が固まったり未送信になることも。また、往診時には医師がポケットWi-Fiを持参して対応することもありました。

通信エラー時には夜間巡回を増やして対応

介護付き有料老人ホーム ウェルライフ郡山 施設長 鈴江 由紀氏は、「特に深刻だったのが見守りセンサーの通信エラーです。約30床のセンサーが一斉にエラー表示となることもあり、入居者様の転倒リスクや対応遅れを防ぐため、夜間の巡回数を増やして対応していました」と話します。

解決策

事前調査で適切な台数の機器を設置

ローミング支援機能を有効化

Wi-Fi接続機器が安定してつながる環境に

新施設では、要介護4・5の入居者を中心に受け入れる体制へ変更され、見守りセンサーも全50床への導入を計画。さらに無線カメラも設置することから、Wi-Fi接続機器が増えても安定した通信が可能な「WAPM-AX4R」を選定。現地調査を行い、運用課題をヒアリングしたうえで販売店とともに導入台数や設置場所を決定しました。

移動時も途切れにくいWi-Fi環境を整備

「WAPM-AX4R」を設置するにあたり、ローミング支援機能を有効化。タブレットを持って移動しても通信が途切れにくい環境を整え、施設内のどこでも介護記録を入力できるようにしました。また、IoTデバイスと連携して収集したデータ分析や、職員の勤怠管理やシフト作成まで幅広く活用できる介護プラットフォーム「CareBiz 9」を使用しており、ネットワーク環境を強化したことで、より安定してシステムを運用できる環境が整いました。

効果

夜間巡回が減り、職員負担が軽減

より質の高いサービス提供が可能に

見守りセンサーの安定稼働で夜間巡回が減少

介護付き有料老人ホーム ウェルライフ郡山 1階フロアリーダー ガイレ・ラスクマン氏は「見守りセンサーが安定稼働し、通信エラーが解消されました。それに伴い、以前は30分~2時間毎に行っていた夜間巡回が23時・2時・4時の計3回に減少。職員の負担も軽減されました」と話します。

業務効率化により入居者と接する時間が増加

「WAPM-AX4R」を用いて施設内全域の通信をカバー

また、介護記録も場所を選ばず入力が可能になりました。その結果、旧施設と比べて残業時間は約半減。職員の負担軽減および業務効率化により、入居者と接する時間が増え、より質の高いケアサービスを提供できるようになりました。

「WAPM-AX4R」を用いてWi-Fi整備を実施。施設内全域の通信をカバーするとともに、ローミング支援機能を有効化することで、移動中でも通信が途切れにくいWi-Fi環境を構築。


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