安定稼働実績のあるネットワーク機器とWi-Fiアクセスポイントの導入。ホテル業務のDXで、省人化と客室稼働率の向上を実現

OTHER SPACE HOTEL(HOTEL K3 ASAKUSA) 様

OTHER SPACE HOTELは、浅草寺に近い立地もあり様々な国からの旅行者に人気のホテルです。開業時より多言語対応のセルフチェックイン端末やスマートロックなどを導入し、フロントスタッフは昼2名、夜間1名という省人化を実現しました。10階建で全フロアで94室という規模ですが、2部屋に1台の間隔でバッファローの法人向けWi-Fi 6(11ax)アクセスポイントを設置したことで、宿泊客のネット利用環境も良好なのが好評を得ています。ネットワークが安定しているので、トラブル対応などに追われることもなく、ホスピタリティの向上にリソースを割くことができ、結果としてリピーターも多いということです。

取材協力:

株式会社レニプロ/株式会社構造計画研究所/エイジィ株式会社

導入先プロフィール(2023年11月現在)

施設名

OTHER SPACE HOTEL(HOTEL K3 ASAKUSA)

所在地

〒111-0032
東京都台東区浅草3-4-10

お客様インタビュー

OTHER SPACE HOTEL
フロントスタッフ
髙木美映氏

ホテル業務のDXによりフロントスタッフの負担が軽減。
省人化、業務効率化にとどまらず、顧客満足度の向上にも貢献

概要

ホテル業務の効率化のためDXを促進

顧客満足度向上と省人化の両立を達成

予約からチェックアウトまで完結するシステム

OTHER SPACE HOTELは、海外からの宿泊客も多く、客室管理システム(PMS)やスマートロックと連動したセルフチェックインシステムによりスムーズなチェックイン手続きが行えます。ホテルDXにて省人化、高い客室稼働率を達成しました。

ユーザーファーストのDXにより、省人化も実現

多言語対応のセルフチェックイン端末で宿泊客自身がチェックイン手続きできるようにしたことで、全94室ある本ホテルのフロント業務を、昼は2名、夜間は1名で行うなど省人化を実現。さらに、フロントスタッフは併設するカフェスタッフも兼任できるようになりました。

目標・課題

チェックイン作業をスムーズにしたい

少人数で回せる仕組みづくり

多言語対応とスマートロックで顧客ストレス軽減

宿泊客は、いろいろな国からやって来るので、従来型のチェックイン手続きの場合、言語の問題で手続きに人手や時間がかかることが予想されます。そのため、言語に依存しないチェックインのために、多言語対応のセルフチェックイン端末の設置が求められました。

DXによる省人化と宿泊客の利便性向上

また、カードキー紛失やチェックアウトの時のキー返却などの対応によるフロント業務の負荷も課題でした。カードキーの廃止にはスマートロックの導入が必要でしたが、それらの機器を導入するには、館内の隅々まで安定したネットワーク環境を、有線、無線で構築することが必要でした。

解決策

ホテルDXのためのWi-Fi整備

複数セグメントのネットワークを構築

安定したネットワークあってこそのDX

PMSとしてエイジィ株式会社の「HOTEL SMART」を導入し、多言語対応のセルフチェックイン端末を設置。株式会社構造計画研究所のスマートロック「RemoteLOCK 5i」と連携することで、チェックイン完了後に、客室解錠用の暗証番号が発行されます。チェックインの情報は、各フロアの天井裏に設置された「WAPM-AX4R」を介して各部屋の「RemoteLOCK 5i」へ登録されます。

一つの機器で、業務用・宿泊客向けに対応

「WAPM-AX4R」は、宿泊客向けのインターネット接続サービスのためにも活用されています。Wi-Fi6(11ax)による高速なインターネット利用も可能で、ストレスなく利用できると宿泊客からも好評です。「BS-MS2016P」「BS-GSL2024」なら、一つの設備で業務用、宿泊客向けを異なるネットワークセグメントとSSIDで提供可能です。

効果

万一のトラブルシューティングも容易

DXで現場負荷軽減と顧客満足を両立

ネットワークが安定しているので問題解決が早い

導入している「RemoteLOCK 5i」は、サポートが必要な時にリモートで対応します。株式会社構造計画研究所の下田 裕之氏は「ネットワークが安定しているので問題の切り分けがしやすく、スムーズなお問合せ対応ができております」とネットワークの安定性を評価します。

顧客満足度のためのDXが省人化にも貢献

1階フロントに設置されている「HOTEL SMART」のチェックイン端末

OTHER SPACE HOTEL フロントスタッフ 髙木美映氏は「DXによってフロント業務は昼2名、夜は1名と省人化が実現しました。また外国のお客様の満足度も高く、それが高い客室稼働率となっております。」と語ります。

各階にスマートスイッチが設置され、フロアのネットワークカメラやWi-FiアクセスポイントなどにPoEで電力供給も行う。2部屋に1台の間隔でWi-Fiアクセスポイントを設置して、安定した接続を実現している。


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