NEXT GIGAに向けたICT環境整備をサポート


GIGAスクール構想の推進により、校内の通信ネットワーク環境や生徒1人1台端末が整備されました。一方で「ネットワークの通信が安定せず、デジタル教材がうまく活用できない」「端末の故障や不具合が増え、端末を更新する必要がある」といった課題も出てきています。
そこで注目されているのが「NEXT GIGA」というキーワード。
本特集では、NEXT GIGAに向けた国の動きや、当社が提案するソリューションを紹介いたします。
NEXT GIGAに向けた取り組み
NEXT GIGAとは、文部科学省が進めるGIGAスクール構想の第2期ともいえるICT環境の更新を指します。文部科学省の令和5年度補正予算案では、GIGAスクール構想の第2期を見据えた予算が盛り込まれております。1人1台端末のさらなる利活用・子供たちの学びを止めないICT環境の実現には、通信ネットワーク環境の見直しや端末の計画的な更新が必要です。
ネットワーク環境の見直し
【国の動き】ネットワークアセスメント実施促進事業
NEXT GIGAに向けた取り組みの中に、ネットワークアセスメント実施促進事業があります。文部科学省は、1人1台端末の利活用が自治体によって格差が生じている原因として「ネットワークの遅延や不具合」を挙げています。クラウドベースでのデジタル教材の十分な活用や、次世代型校務システムの導入を進めるなど、教育DXが加速する上で、ネットワークの遅延や不具合などの通信ネットワーク環境の問題は致命的になります。ネットワーク診断の対象は全校としており、状況の把握と早急な改善が求められています。
ネットワークアセスメント実施にあたっては、費用の一部を国が補助します。
校内ネットワークの現状
令和6年4月に公表された調査結果※によると、文部科学省の推奨帯域を満たす学校は2割程度にとどまっているほか、全自治体等のうち、約6割(59.0%)でネットワークアセスメントが未実施となっています。
補助金情報

※1 補助対象となる事業費の上限。交付される補助金の上限は333千円/校。
※文部科学省 令和5年度補正予算額(案)参照(2023年11月)
コラム:ネットワークアセスメントとは
現状のネットワークを分析・診断することで、ネットワーク環境の現状を把握するとともに、課題があった場合は問題点や改善策を提示することにより、最適な通信ネットワーク環境の実現を目的とするもの。
【バッファローの提案】校内ネットワークが遅い原因を分析・調査

当社グループ会社のバッファロー・IT・ソリューションズが、学校内の円滑なネットワーク環境の構築をサポートいたします。綿密なヒアリングを行ったうえでネットワーク環境の現状を調査・分析し、結果を詳細にまとめたレポートと共に最適な対策を提案いたします。
端末整備に合わせて、ネットワーク環境の見直しもぜひご検討ください。
バッファロー・IT・ソリューションズのネットワークアセスメント事業について、詳しくは こちら
【参考】ネットワーク機器に問題があった場合
ネットワークアセスメントを実施した結果、ネットワーク不調の要因がネットワーク機器にあった場合、改善策の1つがネットワーク機器のリプレースです。バッファローでは、環境に合わせた機器構成・選定の提案が可能です。
端末の更新
【国の動き】GIGAスクール構想の推進 ~1人1台端末の着実な更新~
GIGAスクール構想の一環として学校教育でのICT活用のため、令和2~3年度に「1人1台端末」の整備が実施されました。そして、GIGAスクール構想で全国の小中学校に整備された1人1台端末の更新時期が迫っており、早いところでは2024年度から更新時期に入ります。故障端末の増加やバッテリーの耐用年数などを考慮し、端末の計画的な更新と、端末の故障時などにおいても子供たちの学びを止めない観点から、予備機の整備も進める必要があります。
文部科学省の令和5年度補正予算案には、~1人1台端末の着実な更新~ として、2,661億円が盛り込まれました。
補助金情報

※文部科学省 令和5年度補正予算額(案)参照(2023年11月)
補助対象
端末と一体的に整備される場合には、端末本体のほかに、以下も補助対象となります。
・ ハードウェアキーボード
・ スタンド(iPadの場合)
・ タッチペン
・ 端末本体のカバー
・ 画面保護フィルム
・ OSメーカーが標準的に提供する教科横断的に活用できるソフトウェア(学習用ツール)や、その利用のためのクラウドアカウント(※グレードやエディションに よっては有償の場合もあり、買い切りの場合には補助対象となる。)
文部科学省 GIGAスクール構想の実現 学習者用コンピュータの調達等ガイドライン 参照(2024年1月)
補助金に関する最新情報は文部科学省のホームページを確認してください。
【バッファローの提案】端末の更新時に合わせて検討したい周辺機器
音声教材を扱う際に便利なヘッドセット

デジタル教科書に含まれる音声読み上げ機能の利用や、オンライン授業での通話や音読、動画データ視聴において、「ヘッドセット」を利用すると周囲の環境に左右されず音声聞き取りや通話が可能になります。
紙に書くような書き心地の紙感覚フィルム

手書き動作に追随し、高精細に描画できるiPad ProとApple Pencilの組み合わせは教育分野で広く採用されています。さらにiPad Proにバッファローの紙感覚フィルムを貼り付けることで、紙のノートの上に鉛筆を走らせたときのような質感を加えられ、筆記の質を向上できます。
抗菌樹脂を採用し、抗菌/防水/防塵に対応した有線マウス・有線キーボード

無加工品と比較して、菌の減少率99%以上の抗菌素材を本体樹脂部分に採用しています※(国際規格 ISO22196/日本産業規格 JIS Z2801準拠)。また、マウス・キーボードは防水・防塵対応し水を直接かけても大丈夫な防水設計で流水での丸洗いが可能です。汚れて抗菌効果が薄れた際に洗浄することで抗菌効果も回復します。
USBケーブルは抗菌加工ではありません。
文字入力などの操作を快適にするタッチペン

細かい操作をしやすく文字を書く感覚に近いディスクタイプと、タッチ操作に最適なシリコンタイプ、2種類のペン先を採用。用途にあわせて使い分けることができます。
商品一覧
ヘッドセット
児童・生徒用におすすめ、両耳ヘッドバンド式モデル
先生用におすすめ、片耳タイプのBluetooth無線ヘッドセット
紙感覚フィルム (補助金対象※)
抗ウイルス・抗菌フィルム (補助金対象※)
【特長】
・抗ウイルス/抗菌性能を持つ"RIKEGUARD®"を採用
・指紋を防止する特殊フッ素コーティング
・消える気泡、エアーレス加工
・傷に強いハードコート
・画像や映像を色鮮やかに映す高光沢タイプ
有線マウス
有線キーボード (補助金対象※)
タッチペン (補助金対象※)
文部科学省 GIGAスクール構想の実現 学習者用コンピュータの調達等ガイドライン 参照(2024年1月)
【参考】教育現場をもっと便利に、効率的に、快適に。バッファローのChromebook対応周辺機器
GIGAスクール構想に関する詳細は、文部科学省Webサイトを確認してください。
導入事例
バッファローの製品はさまざまな学校現場で活用いただいております。
導入事例一覧(教育・学術研究向け)は こちら
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