高速・大容量通信規格Wi-Fi 6（11ax）対応の無線LAN機器を各教室に設置。多台数同時接続時の安定通信を実現し、より良い学習環境でICT教育を実践

学校法人エスコラピオス学園海星中学校・海星高等学校様

三重県四日市市に校舎を構える、学校法人エスコラピオス学園海星中学校・海星高等学校（以下、海星中高）。中高一貫の6年制教育および高校入学からの3年制教育（3コース）を実践し、タブレット授業をはじめとするICT教育にも注力しています。同校は2022年、新校舎の建設に併せて、より良い学習環境の提供を目的に無線LAN環境整備を実施。Wi-Fi 6（11ax）対応の無線LANアクセスポイントやマルチギガ対応のPoEスイッチなどを用いて、数十台のタブレット同時接続時も安定通信が可能な無線LAN環境を構築しました。

目的・課題

教育環境の整備・充実

業種

教育・学術研究

導入商品

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取材協力：

東洋電機株式会社

導入先プロフィール（2023年6月現在）

施設名

学校法人エスコラピオス学園海星中学校・海星高等学校

所在地

〒510-0882

三重県四日市市追分一丁目9-34

URL

https://www.kaisei.ed.jp/

お客様インタビュー

学校法人エスコラピオス学園海星中学校・海星高等学校
副教頭国際数理コース主任情報処理チームリーダー
位田紀行氏

タブレット授業時のデジタル教科書やWeb学習サービス利用が快適に。ICTを活用した教育の幅が広がり、学びの多様化にも柔軟に対応

概要

新校舎の無線LAN環境を構築

生徒により良い学習環境を提供

安定・高速通信可能な無線LAN環境を構築

「GIGAスクール構想」に基づく1人1台端末環境のもと、タブレット授業をはじめとするICT教育を実践している海星中高。学びの多様化が進む中、同校は高速・大容量通信規格Wi-Fi 6（11ax）対応の無線LANアクセスポイントなどを用いて新校舎の無線LAN環境を構築しました。

ICT教育に適した学習環境を実現

新校舎の館内全域で安定・高速通信が可能な無線LAN環境を構築。本館でのタブレット授業における課題だった通信遅延もなく、より良い学習環境を提供できるように。それに伴い、ICTを活用した授業の幅にも広がりが生まれました。

目標・課題

本館同等のICT教育を実践したい

より安定した無線LAN環境が必要

新校舎でもタブレット授業を行いたい

海星中高ではデジタル教科書やWeb学習サービスなどを取り入れたタブレット授業を行っています。学校法人エスコラピオス学園海星中学校・海星高等学校副教頭国際数理コース主任情報処理チームリーダー位田紀行氏（以下、位田氏）は、「新校舎でも同様の授業の質を保つために無線LAN環境が必要でした。」と話します。

ストレスなくタブレットを使える通信環境に

本館では20～30台の端末同時接続時に通信遅延が度々発生。対策として高校ではセルラーモデルを利用していましたが、所定データ量の超過により通信制限がかかることも。新校舎ではこうした問題を解消できる無線LAN環境が求められました。

解決策

Wi-Fi 6（11ax）対応機器を導入

リモート保守・管理体制を構築

Wi-Fi 6（11ax）の高速性を活かす機器構成

Wi-Fi 6（11ax）対応かつ多台数同時接続に強い「WAPM-AX8R」を採用。「公平通信制御機能」搭載のため約40台のタブレットが同時接続しても安定通信が可能です。またカテゴリー6Aケーブルでの有線LAN配線、10GbE対応のPoEスイッチとの組み合わせで「WAPM-AX8R」の2.5GbE接続を可能にするなどWi-Fi 6（11ax）の高速性を引き出しています。本件の施工は株式会社バッファロー・IT・ソリューションズが担当しました。

リモート管理サービス「キキNavi」導入

通信不良による授業遅延を避けたいと考えていた同校は、安定・高速通信の実現とともに機器トラブル時の対応も重視していました。そこで、離れた場所からでも監視・簡易操作ができる「キキNavi」を活用して30台を超える無線LAN機器を一括管理しています。