栃木県壬生町教育委員会 様 | 町内全小・中学校で、ICTを活用した協働学習のある授業を日常化する快適なネットワーク環境を整備し、壬生型GIGAスクール構想「ゆうがおGIGAラーニング」の基盤を構築

栃木県壬生町教育委員会 様

栃木県壬生町教育委員会では、児童・生徒自らが探究しながら課題解決を行っていく学習者主体の教育を実現するために、壬生型GIGAスクール構想「ゆうがおGIGAラーニング」を推進しています。2020年10月に小・中学校全ての児童・生徒にタブレット端末を配付。併せて町内の小学校8校、中学校2校、全10校に法人向け無線LANアクセスポイントを導入し、無線LAN環境を整備しました。これにより、「ゆうがおGIGAラーニング」が目指す、ICTを活用した協働学習のある授業を日常化する快適な通信環境を実現。AI社会をたくましく生きるグローバルな人材育成を目指し、英語教育へのICT活用も期待されています。

取材協力:

株式会社シブエ

導入先プロフィール(2022年7月現在)

組織名

栃木県壬生町教育委員会

所在地

〒321-0292
栃木県壬生町大字壬生甲3841-1

URL

http://www.mibu.ed.jp/

お客様インタビュー

栃木県壬生町教育委員会
教育長
田村 幸一氏(左)

栃木県壬生町教育委員会
事務局学校教育課
副主幹兼指導主事
稲木 健太郎氏(右)

壬生型GIGAスクール構想「ゆうがおGIGAラーニング」実現に向け、安定して多台数同時接続ができる無線LANアクセスポイントを小・中学校に導入

概要

ゆうがおGIGAラーニング構想を策定

整備により協働学習のICT化を実現

構想実現に向け無線LAN環境の整備を実施

栃木県壬生町教育委員会は、児童・生徒自らが探究しながら課題解決を行っていく学習者主体の教育を実現するために、壬生型GIGAスクール構想「ゆうがおGIGAラーニング」を策定。構想実現に向け無線LAN環境の整備を実施しました。

ゆうがおGIGAラーニングの基盤を構築

「ゆうがおGIGAラーニング」では、端末を使用した児童・生徒の調べ学習やWebミーティングを使った協働学習などを計画しています。これらを実施するために、端末を多台数同時接続しても安定した通信を実現できる無線LAN機器を選定し、「ゆうがおGIGAラーニング」の基盤を構築しました。

目標・課題

協働学習のICT化に必要な無線LAN

多台数同時接続時の通信に不安

タブレット端末による協働授業の実施を決定

壬生町教育委員会は、「ゆうがおGIGAラーニング」の取り組みの一つであるWebミーティングを使った協働学習の実施を決定。同時に、端末を持ち帰りAIドリルを活用するなど、個別最適化された家庭学習ができる環境を実現する必要もありました。

高い英語力を持つ人材を育成するために

高い英語力を持つ人材育成が急務と考えていた壬生町教育委員会では、英語のオンライン学習やオンライン海外体験などを実施するために「ゆうがおEnglishイノベーションスクール事業」も策定。これらの事業を推進していくためにも、多台数同時接続時も安定通信ができる無線LAN環境への整備が必須でした。

解決策

全児童、全生徒が同時接続可能

安定した無線LAN環境を構築

多台数同時接続ができる無線LAN機器を選定

壬生町の小・中学校は最大で1クラス35名の児童・生徒が在籍しています。販売店である株式会社シブエの提案により、在籍する全児童、全生徒がタブレット端末を同時接続しても安定した通信を実現する「WAPM-1266R」を校舎内に、屋外には直射日光対応の耐環境モデル「WAPM-1266WDPRA」の導入を決定しました。

ゆうがおGIGAラーニングの基盤が整う

新たに導入した無線LANアクセスポイントは、壬生町の小学校8校・中学校2校合わせて185台。無線LAN環境を整備したことで、授業の途中でインターネットにアクセスできなくなってしまうことや無線LAN通信が不安定になることが解消され、協働学習へのICT活用を可能にする壬生町独自の教育ICT環境整備の構想「ゆうがおGIGAラーニング」の基盤が整いました。

効果

ICTを使った発表や話し合いが活発に

ICTを活用し英語力人材の育成に注力

安定した無線LAN環境でICT活用が活発に

無線LAN環境を整備したことにより、児童・生徒同士のやりとりが増加。Webミーティングを利用した協働学習やICTを使った発表や話し合いなど、学習時に自ら探究や課題解決をするようになり、「ゆうがおGIGAラーニング」が実現しました。

オンライン英会話など英語教育にICTを活用

多台数同時接続対応、法人向け無線LANアクセスポイント「WAPM-1266R」

壬生町教育委員会 教育長 田村 幸一氏は「グローバルに活躍できる英語人材を育成していくために、ICTを活用しオンライン英会話やオンライン海外体験を実現する『ゆうがおEnglishイノベーションスクール事業』を推進しているところです。」と話してくれました。

壬生町内の小学校8校、中学校2校の全10校に、タブレット端末を多台数同時接続をしても安定した通信を実現する「WAPM-1266R」を校舎内に、屋外には屋外設置対応モデルの「WAPM-1266WDPRA」を導入。壬生町教育委員会に導入したネットワーク管理ソフトウェア「WLS-ADT」により、リモートで一括管理が可能。


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