「ローミング支援機能」搭載Wi-Fiアクセスポイント「WAPM-AX4R」の導入で、 部屋を移動しても途切れない、タブレットやパソコンでの快適な通信を実現

沼津市議会事務局 様

沼津市議会事務局では、議会の運営や会議の記録、議会に関する各種の調査並びに資料の収集及びその取りまとめ、議会広報に関する事務など、市議会にまつわる様々な事柄を行っています。令和元年の7月に、市議会として議員と職員が使用するためのタブレット端末を33台導入。その後のコロナ禍でオンライン会議の開催やオンライン研修の受講などのデジタル活用が進み、Wi-Fiの必要性がより高まっていきました。今回、機器リプレースのタイミングで「ローミング支援機能」搭載の「WAPM-AX4R」を導入したことにより、部屋を移動しても通信が途切れないWi-Fi環境を実現しました。

取材協力:

東京コンピュータサービス株式会社

導入先プロフィール(2024年8月現在)

施設名

沼津市議会事務局

所在地

〒410-8601
静岡県沼津市御幸町16-1

お客様インタビュー

沼津市議会事務局
主査
渡辺 優実氏

議員、職員用33台のタブレットに加え、個人持ち込みの端末を同時接続しても通信の切断や速度の低下が抑えられる、快適なWi-Fi環境の構築を実現

概要

「 ローミング支援機能」搭載機器を導入

シームレスなWi-Fi接続を可能に

「ローミング支援機能」搭載「WAPM-AX4R」導入

沼津市議会事務局では、令和元年にパソコン用のWi-Fi環境を整備し、後にペーパーレスなどを目的としたDX推進として議員全員と職員用のタブレットを導入。今回、Wi-Fi機器リプレースのタイミングで、「ローミング支援機能」を搭載したWi-Fiアクセスポイント「WAPM-AX4R」を3台設置。移動先でも通信が途切れないように見える、シームレスで快適なWi-Fi環境を実現しました。

ストレスのないタブレット活用が可能に

「WAPM-AX4R」の導入により、作業中やインターネットに接続したまま部屋を移動しても、途切れずに通信できるWi-Fi環境を実現しました。移動先でもストレスなくオンライン会議やファイルのダウンロードが行えることで、ファイルのやり取りや文書の共有もスムーズになりました。

目標・課題

通信不良が発生しないWi-Fi機器

DXにより快適なWi-Fi環境が重要に

移動してもタブレットの接続を維持したい

議員と職員は、沼津市議会事務局から配布されたタブレット端末を以前から使用しています。今回、端末が接続しているWi-Fi機器のリプレースの時期が近付いてきたため入れ替えを検討。「委員会室や議員控室、議員応接室間などを移動することも多く、端末を利用するエリア全体で通信が途切れたり、遅くならないことが条件でした。」と沼津市議会事務局 主査 渡辺 優実氏(以下、渡辺氏)は言います。

約40台の端末の同時接続が必要

議員と職員用のタブレット33台と議員控室のPC、そのほか、プリンターなどもWi-Fiに接続します。渡辺氏は「事務局と議員、各会派内の連絡や書類、資料の共有はメールやクラウドを使います。委員会開催時などではクラウド上の資料を一斉に閲覧するため、多くの端末が同時に通信できるWi-Fi環境を整備する必要がありました」と話します。

解決策

「WAPM-AX4R」3台にリプレース

後継機種の選択で入れ替えが円滑に

「ローミング支援機能」搭載機器を選択

そのような条件を踏まえ、東京コンピュータサービス株式会社 システムサービス事業本部 静岡支店営業課 課長代理 早川 測久氏(以下、早川氏)は、多台数端末の同時接続に強いWi-Fiアクセスポイント「WAPM-AX4R」へのリプレースを提案。同機器の「ローミング支援機能」を有効にすることで、部屋から部屋へと移動しても通信速度の低下や通信の切断がなく、シームレスにWi-Fiを利用できる環境を整えました。

後継機種への入れ替えもスムーズに完了

「以前もバッファローの『WAPM-1266R』を使用していたのですが、取り付け金具のパーツが同じだったため機器の入れ替えがたいへんスムーズで助かりました。壁の穴あけからやり直す覚悟だったので、これは嬉しい誤算でしたね。」と早川氏は話します。

効果

議員からの不満の声はゼロ

どの部屋でも快適な接続を実現

部屋を移動しても良好な通信状態を維持

「ローミング支援機能」搭載Wi-Fiアクセスポイント「WAPM-AX4R」の導入により、動画など大きなファイルのダウンロード中や、クラウド上の書類にアクセスした状態で部屋を移動しても、接続が途切れたり、通信速度が遅くなることなく良好な通信状態を維持。「議員から、Wi-Fi通信に関する質問もなく、オンライン会議も遅延せず、スムーズに実施できています。」と渡辺氏は言います。

よりDXを推進できる環境が実現

3台のアクセスポイントで全部屋のシームレスな接続を実現

安定した高速通信環境が整ったことで、今後は委員会の中継など、さらに積極的なデジタル活用に挑戦しようという話も出たそうです。

ONUとルーター、「BS-GSL2008P」は議会図書室に、「WAPM-AX4R」3台は委員会室の外壁と議長室に設置。議場を除いた約60m×約20mの範囲で電波の途切れや通信速度の低下がないWi-Fi環境を整備した。


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