分園オープンに伴う業務支援ツールの安定運用と園業務の効率化に向け、園内のどこからでも高速・安定通信が可能な無線LAN環境を構築

社会福祉法人みのり福祉会 幼保連携型 明照認定こども園 様

兵庫県神戸市にある社会福祉法人みのり福祉会 幼保連携型 明照認定こども園(以下、明照認定こども園)。仏教精神に基づき、豊かな感性と心を育む保育・教育を目指している同園は、2022年10月に明照認定こども園 あおい分園をオープン。開園に際して、職員が保育・教育に専念しやすい環境を整えるために業務支援ツールを導入しました。それに伴い、ツール運用を前提とした園内ネットワーク環境の整備を実施。Wi-Fi 6(11ax)対応の法人向け無線LANアクセスポイントを適所に設置し、園内のどこにいても高速・安定通信できる無線LAN環境を構築しました。

取材協力:

KuniTech株式会社

導入先プロフィール(2023年1月現在)

施設名

社会福祉法人みのり福祉会 幼保連携型 明照認定こども園

所在地

〒651-1321
兵庫県神戸市北区有野台6丁目22号

導入施設

明照認定こども園 あおい分園

所在地

〒651-1302
兵庫県神戸市北区藤原台中町6丁目17番7号

お客様インタビュー

社会福祉法人みのり福祉会
幼保連携型 明照認定こども園
あおい分園 指導保育教諭
難波 祥輝氏(左)

社会福祉法人みのり福祉会
幼保連携型 明照認定こども園
あおい分園 主幹保育教諭
矢部 華菜江氏(右)

業務支援ツールの安定運用により職員が保育・教育に専念できる環境に。今後は職員会議や保護者懇談会のオンライン対応にも期待が高まる

概要

業務支援ツールの快適運用

より質の高い保育・教育が可能に

保育・教育に専念できる環境づくり

明照認定こども園 あおい分園は、園業務の効率化および保育・教育に専念しやすい環境づくり、それに伴う円滑な園運営を目的に業務支援ツールを導入。Wi-Fi 6(11ax)対応の無線LANアクセスポイントを用いて同ツールを快適に運用できる無線LAN環境を構築しました。

多機能を活用し業務効率化を実現

登降園管理システムをはじめ、多くの機能を有効活用し業務効率化を実現。子どもと向き合う時間を確保することで、きめ細かな保育サービスが可能に。保護者とのオンライン懇談会など無線LAN活用の用途拡大も期待されています。

目標・課題

本園と同じ園内環境にしたい

業務効率化による円滑な園運営

本園と分園で保育・園内環境を揃えたい

開園に際して、本園との土曜日共同保育の実施や職員による園の行き来などが想定されました。質の高い保育・教育を提供するには、両園における保育記録・保育案などの情報共有や園内環境の統一が重要だと判断し、本園と同じ業務支援ツールを分園でも導入・運用したいと考えていました。

保護者が安心して子どもを預けられる園に

社会福祉法人みのり福祉会 幼保連携型 明照認定こども園 あおい分園 主幹保育教諭 矢部 華菜江氏(以下、矢部氏)は「職員が保育・教育に専念できれば保護者の方々も安心して子どもを預けられます。そのためには業務支援ツールの安定運用が不可欠であり、園内のどこからでも接続できる無線LAN環境の整備が必要でした。」と話します。

解決策

Wi-Fi 6(11ax)対応機器を選定

電波自動調整でチャンネル重複回避

将来の園内環境変化を見据え最新規格を採用

園内全域に電波が届くように、Wi-Fi 6(11ax)対応で高速・安定通信に強い「WAPM-AX4R」を導入。新規開園のため、今後の受け入れ園児の増加や職員の増員も想定されていたことから、同時接続台数に余裕があり使用端末が増えても安定稼働を維持できる点も評価されました。

「WLS-ADT」の電波調整で安定した通信を実現

「WAPM-AX4R」を園内各所に設置し電波強度を確保

明照認定こども園 あおい分園は平屋建てで部屋数が多いため、「WAPM-AX4R」を各部屋に設置し電波強度を確保。併せて導入した集中管理ソフトウェア「WLS-ADT」の「グループ機能」により各無線LANアクセスポイントのチャンネルを自動調整しています。

効果

多くの園業務の効率化を実現

無線LANの用途拡大も視野に

都合の良い場所・時間での作業が可能に

社会福祉法人みのり福祉会 幼保連携型 明照認定こども園 あおい分園 保育指導教諭 難波 祥輝氏(以下、難波氏)は「登降園管理を中心に保育案作成、連絡帳、請求管理などの機能を使用していますが、いずれも都合の良い時間・場所で作業が行えるため、職員の負担軽減にもつながっています。私自身、ネットワーク整備以前の本園在籍経験もあるので便利さを強く実感しています。」と話します。

業務支援ツール以外の無線LAN活用に期待

業務支援ツールの安定運用に「満足しています。」と話す矢部・難波両氏。今後について「職員会議や保護者懇談会のオンライン化も環境的には可能です。実際に『仕事が休みにくい』『特定時間しか対応できない』といった保護者の声もあります。無線LAN環境をうまく活用して要望に応えられたら、と思っています。」と話してくれました。

Wi-Fi 6(11ax)対応の「WAPM-AX-4R」を適所に設置。各部屋1台ずつ導入して電波強度を確保しつつ、「WLS-ADT」の「グループ機能」により、機器同士が近いことによる電波干渉リスクを回避している。


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