Wi-Fi 6(11ax)対応機器で整備を行い、園業務での安定した通信が可能に。 「キキNavi」による遠隔管理で、離島でも迅速な復旧対応が可能な体制を構築。

社会福祉法人 明星会 幼保連携型認定こども園 安房保育園 様

「屋久の子どもと心を育む」をテーマに、子どもたちの感性や創造性を育む保育を行う社会福祉法人 明星会 幼保連携型認定こども園 安房保育園(以下、安房保育園)。同園では、保育ICT化の業務支援ソフト導入や研修・会議のオンライン化に伴いWi-Fi利用が増加。多台数接続時の通信速度の低下や、トラブル時の現地対応を改善するためWi-Fi 6(11ax)および「キキNavi」対応機器を用いてWi-Fi環境を再整備しました。また、同法人では複数施設を運営しており、その1つである児童デイサービス縄文でも安房保育園と同様の機器構成でWi-Fi整備を行いました。

取材協力:

株式会社アクティブスタイル

導入先プロフィール(2024年11月現在)

施設名

社会福祉法人 明星会 幼保連携型認定こども園 安房保育園

所在地

〒891-4311
鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2359-14

お客様インタビュー

社会福祉法人 明星会
理事長
川東 敬氏

多台数同時接続やオンライン研修・会議での通信トラブルがゼロに。離島での機器トラブルにも「キキNavi」活用で迅速な復旧対応が可能。

概要

Wi-Fi 6(11ax)対応機器で整備実施

「キキNavi」でWi-Fi機器を遠隔保守

多台数同時接続時も高速・安定した通信が可能

安房保育園では、園業務でのWi-Fi利用や接続端末の増加による通信速度の低下を問題視。Wi-Fi 6(11ax)対応アクセスポイントを導入し、多台数が同時接続しても高速かつ安定してつながる通信環境を整えました。またリモート管理サービス「キキNavi」を導入し、販売店が本土から遠隔で機器の保守や稼働状況を監視できる体制も構築しました。

通信トラブルのない安定したWi-Fi環境を構築

業務支援ソフトの利用やオンライン研修・会議において通信トラブルのない安定した通信が可能に。場所を選ばずWi-Fi利用ができる環境になったことで、円滑な園運営や職員のストレス軽減にも効果を発揮。通信トラブルが発生しても遠隔での機器管理が可能なため迅速な復旧対応が可能です。

目標・課題

業務中の通信トラブルが増加

トラブル時の復旧に時間がかかる

Wi-Fi利用の機会増加に伴い通信速度が低下

保育ICT化に向けた業務支援ソフトの導入や研修・会議のオンライン化に伴い、Wi-Fiに接続する端末台数や負荷の高い通信が増加。しかし、以前のWi-Fi環境は多台数接続に強くなかったこともあり十分な通信速度が出ていませんでした。そのため、保育・活動記録の作成に必要なデータの送受信に時間を要したり、オンライン研修・会議中に通信切断するなど業務効率の低下を招いていました。

トラブル時はフェリー移動で現地対応が必要

また、機器に不具合が起きたり、通信速度が遅いなどのトラブルが発生した際、現地に復旧対応できる人員がいないため、その都度、本土の販売店に現地対応を依頼していました。しかし、本土からのフェリー移動が伴うため、天候や出航時間の都合によっては翌日以降の復旧対応になるため、業務に支障をきたすリスクが懸念されていました。

解決策

Wi-Fi 6(11ax)対応機器を導入

遠隔による機器管理体制を構築

多台数同時接続時も安定した通信が可能に

安房保育園ではノートPCやタブレット、スマホなど約30台の業務端末がWi-Fiに接続します。また、子どもの送迎や園行事の際に保護者が快適にスマホを使えるようゲスト用Wi-Fiも必要でした。そこでWi-Fi 6(11ax)に対応し、多台数の同時接続に強い「WAPM-AX4R」を導入し、広範囲で安定してつながるWi-Fi環境を整えました。

遠隔対応による迅速な復旧が可能な体制を構築

トラブル時の迅速な復旧対応が望まれたため、遠隔での状態監視・簡易操作が可能な「キキNavi」に対応している点も選定ポイントに。機器設置後に一部端末が5GHz帯に非対応だと判明した際には「キキNavi」を活用して周波数帯の設定を変更し、すべての端末が繋がる環境を再構築。現地対応と比較して作業時間を大幅に削減できました。

効果

Wi-Fi利用時の良好な通信状態を維持

職員が業務に専念しやすい環境に

安定した通信状態を維持し、園業務がスムーズに

複数の端末が同時に業務支援ソフトにアクセスしても良好な通信状態を維持でき、オンライン研修・会議においても通信不良が解消されました。万が一、通信トラブルが発生しても「キキNavi」での再起動や設定変更などで迅速な対応も可能です。

園内の3棟すべてで安定したWi-Fi通信が可能に

4台の「WAPM-AX4R」で3棟にわたる広範囲の通信をカバー

社会福祉法人 明星会 理事長 川東 敬氏は「問題なく安定稼働しており満足しています。場所を選ばずWi-Fi利用が可能になったことで、オンライン会議は離れの建物で行うなど業務に専念しやすい環境になりました。」と話します。

本土の販売店が「キキNavi」を活用して屋久島にあるWi-Fi機器を遠隔で管理。本土と離島間の距離に関係なく迅速な対応を可能にしている。オンライン研修·会議は「ふれあいハウス」で、業務支援ソフトは「保育室」など、移動して端末を利用する点を考慮し、「ローミング支援機能」で移動後に通信状態が悪化しないようにしている。


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