PHSからスマホへの内線通話切り替えに伴いWi-Fi環境を強化。「ローミング支援機能」で移動中も快適に通話できる環境を構築。
オーエム産業株式会社 様

岡山県に本社を構えるオーエム産業株式会社(以下、オーエム産業)は、めっきをはじめとする技術開発や、自動車·電機製品のめっき加工を手がけています。同社は工場内の内線通話にPHSを使用していましたが、一部エリアでの電波不安定による通話切断や、折り返し対応の手間が負担となっていました。加えて、将来的なPHSサービス終了も見据え、内線通話のスマホ移行を決定。約60台のスマホと既存の端末を含めた約150台が安定して通信できるよう、Wi-Fi 6(11ax)対応の「WAPM-AX8R」などでWi-Fi環境を強化。「ローミング支援機能」を有効化し、移動中も通信が途切れることのない環境を構築しました。
取材協力:
コムパス株式会社
導入先プロフィール(2025年6月現在)

お客様インタビュー
オーエム産業株式会社
代表取締役社長
工学博士
高見沢 政男氏
オーエム産業株式会社
事業本部
事業支援部
久山 尚子氏
Wi-Fi強化により、工場内の広範囲で安定したスマホ通話が可能な環境を構築。移動中も通信が途切れず、円滑な取引先との電話対応や業務連絡が可能に。
概要
約150台の端末が通信できる環境に
安定した通信環境で業務をサポート
内線通話のスマホ移行に伴いWi-Fi環境を整備
工場内の広範囲で快適な通信が可能に
目標・課題
社内の内線通話をスマホへ移行
必要最小限に限定されたWi-Fi環境
PHSのサービス終了に伴いスマホ内線に刷新
スマホの内線化に伴いWi-Fi接続エリアを拡張
解決策
多台数同時接続に強い機器を選定
最適設計で安定した電波強度を確保
約150台の端末が安定してつながる環境を構築
必要な場所にWi-Fi電波が届くよう綿密に設計
効果
円滑な取引先との電話対応・業務連絡
今後の工場DXに向けた布石に
業務効率化・従業員のストレス軽減に効果
新たなWi-Fi環境が工場DXの基盤に

工場内に29台の「WAPM-AX8R」を設置

「WAPM-AX8R」を用いてWi-Fi環境を強化・拡張。工場内のほか、階段の踊り場や渡り廊下などスマホ利用を想定したうえで必要な箇所に電波が届くよう設計。「ローミング支援機能」により、移動中も安定した通信を維持できる環境を構築。