学校ネットワーク・データを守るセキュリティー対策

学校では、教育活動を通じて多くの重要な情報を取り扱っています。生徒や教職員に関わる情報は、いずれも適切な管理が求められる大切なものです。こうした情報を安全に取り扱うため、文部科学省は教育委員会などが教育情報セキュリティーポリシーの策定や見直しを行う際の参考として、「教育情報セキュリティーポリシーに関するガイドライン 」を策定しています。

サイバー攻撃の被害が増加する中、ネットワーク構築においては、機器選定の段階からセキュリティーを意識することも重要です。当社のネットワーク機器は、多様なセキュリティー機能を搭載しており、学校現場における安全かつ安定したネットワーク環境の実現をサポートします。

バッファロー商品に搭載の各種セキュリティー機能

許可された利用者・端末だけをネットワーク利用可能にする「RADIUS認証」環境の構築に

学校における脅威

利用者や端末の管理が適切に行われていない場合、生徒の私用スマートフォンなど意図しない端末の接続や、第三者による不正アクセスが発生する恐れがあります。

ソリューション

許可された端末のみをネットワークに接続する端末認証により、MACアドレスによる認証では防げない、MACアドレスの偽装による不正アクセスも防ぐことができます。
バッファローの法人向けWi-Fiアクセスポイントは、RADIUS認証と連携するIEEE802.1X/EAPに対応し、未認証端末との通信をブロックします。

夜間など不要な時間帯の無線利用を抑制「無線スケジューラー」

学校における脅威

時間帯に応じた利用制御が行われていない場合、管理者が不在の時間帯にも無線ネットワークが利用可能となり、運用時のリスクが生じる恐れがあります。

ソリューション

無線スケジューラー機能で夜間や休日など、Wi-Fiを使用しないときに電波を止めてしまうことで、不正アクセスを根本的に防ぐことができます。
電波のON/OFFは校務系SSID、学習系SSIDそれぞれに対し個別に設定することができます。
PoE給電のON/OFFと違い、アクセスポイント自体は起動したままのため、管理や死活監視が継続できます。

セキュリティーを確保しながらネットワークを柔軟に構築「VLAN機能」

学校における脅威

学校では、校務用端末や学習用端末など、利用目的の異なる機器が同じネットワークを利用する場面があります。このような環境では、校務用と学習用の端末が区別されずに接続され、本来アクセスする必要のないシステムまで利用できてしまう可能性があります。

ソリューション

VLAN機能を利用することで、校務用ネットワークと学習用ネットワークを論理的に分離して構築できます。
それぞれを独立したネットワークとして運用できるため、学習活動の利便性を保ちながら、校務システムや重要な情報を適切に保護することが可能です。万が一トラブルが発生した場合でも、影響範囲を限定した運用が行えます

学習系ネットワークと校務系ネットワークを分離するVLAN機能

Wi-Fiの不正利用を検知、不正アクセスを未然に防ぐ「不正AP検知機能」

学校における脅威

教室や職員室などに管理者の許可が無いWi-Fi機器が設置され、無断でネットワーク接続されてしまうことがあります。

ソリューション

校内LANに許可なく接続されたアクセスポイントを検知できます。SSIDを騙り、端末からデータを抜き取る不正目的で設置される機器などを検知することで、不正アクセスも防ぎます。

本機能をご利用いただくには管理ソフト「WLS-ADT」が必要になります。リモート管理サービス「キキNavi」とは併用ができません。

アクセスログを取得し不正侵入の証拠を記録「syslogサーバー機能」

学校における脅威

学校では、ネットワーク上で何らかのトラブルや想定外のアクセスが発生した際にアクセス履歴が残っていないと、いつ・どの端末で何が起きたのかを後から確認できない状況になる可能性があります。

ソリューション

Wi-Fiに接続された時刻や端末情報などを取得し、保存することができます。万が一、不正侵入があった場合には、ログ情報(syslog)を解析することで、端末の特定やセキュリティー対策に役立てることが可能です。

本機能をご利用いただくには管理ソフト「WLS-ADT」が必要になります。リモート管理サービス「キキNavi」とは併用ができません。

学校の大切なデータを守る

ランサムウェア対策ソリューション

職員室などへの設置におすすめのNAS

スナップショット機能対応NAS TS5020シリーズ

バッファローのNASを活用したランサムウェア対策

共有用NASのデータをバックアップ用NASへ、履歴管理バックアップもしくはスナップショットバックアップ。
バックアップデータは読み取り専用になるため、万が一共有用NASに保存したデータが暗号化されても、暗号化前のバックアップデータから復元が可能になります。

学校の大切なデータを守る

TeraStation × クラウドストレージによる
バックアップソリューション

重要な校務データ保護対策においては、TeraStationとクラウドストレージサービスを連携してTeraStation内のデータをクラウドに保存する、NASとクラウドのハイブリッド運用がおすすめです。

法人向けNAS「TeraStation」は各種クラウドサービスに対応

TeraStationは、バッファローが提供するクラウドバックアップサービス「キキNavi クラウドバックアップ」に加え、各社クラウドストレージサービスと連携可能です。お客様の使用環境・使用目的にあわせて最適なサービスを選択いただけます。

各種クラウドサービス対応

※1 AmazonS3連携機能を使用して対応

校務DXを支えるNASとクラウド連携

校務DXの推進においては、データ保護と業務効率の両面を考えた環境整備が求められています。その中で、NASとクラウドを組み合わせた運用は1つの有効な選択肢となり、用途に応じてさまざまな連携方法があります。

NAS→クラウドストレージへの片方向通信

こんな用途におすすめ

万が一に備えてデータをクラウドへバックアップしBCP対策したい

NASからクラウドストレージへの片方向通信

NASとクラウドストレージの双方向通信

こんな用途におすすめ

校務データのファイル共有、教員が学校外からデータにアクセスしたい

NASとクラウドストレージの双方向通信

セキュリティラベル「JC-STAR」に適合

「JC-STAR」制度ロゴ

画像:「JC-STAR」制度ロゴ

「JC-STAR」は、経済産業省の示す制度構築方針に従い、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が 制度を構築・運営するスキームです。ネットワーク機器を選ぶ際に「JC-STAR」のラベルを確認するこ とで、セキュリティ要件を満たしたサイバー攻撃に強いネットワーク機器を選びやすくなります。 

「JC-STAR」の適合基準について

「JC-STAR」適合基準の分類

画像:「JC-STAR」適合基準の分類

「JC-STAR」の適合基準は適合ラベルに表示される星の数を確認することで直観的に判断することができるようになっています。
星の数が増えるほど厳しいセキュリティー適合基準を満たしており、それぞれの適合基準の位置付けは下記のように定められています。

画像:「JC-STAR」適合基準の分類
(出典)IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 HP
https://www.ipa.go.jp/security/jc-star/detail.html

2026年7月時点では、★1の運用が開始しており、今後★2以降も順次運用が開始する予定です。
また、IPAでは「JC-STAR」制度の普及を目指して、政府機関や公共団体などに対して、IoT製品の調達要件として、ラベル取得製品であることを含めるように働きかけを行うことなどを発表しています。
あわせて当社でも、ネットワーク関連機器においてJC-STAR対応製品のラインアップ拡充を進めています。