公共スペースに最適なフリーWi-Fi「フリースポット」

フリースポットとは

公共スペースに最適なインフラ

フリースポットとは、施設管理者が来訪者に無料で無線LANでインターネットにアクセスできる環境を提供し、自由に使っていただくエリア・サービスをいいます。来訪者は利便性が向上し、施設は魅力の高いサービスを提供することができ、どちらにもメリットがあるエリア・サービスです。

自治体様にご評価いただくポイント

フリースポットを導入いただいた自治体様から、特に多く寄せられた評価のポイントをご紹介します。

● 初期費用やランニングコストを抑えられる

フリースポットは機器購入して自社でサービス提供する仕組みのため、予算に応じた機器購入の方法が可能です。また、機器利用に対して月額費用は発生しません。

● 総務省「公衆無線LAN環境整備支援事業」に定められる「認証基準にかかる要件」に適合

不特定多数の利用者がつながるフリーWi-Fiのため、事件があった際でも一定の本人確認ができる認証の仕組みを設けたいところ。フリースポットは総務省の支援事業で定められる認証基準の要件にも適合しており、セキュリティーにも一定の配慮ができます。

● 回線種別を問わず導入可能

フリースポットはインターネットにつながればどの回線でも動作します。社内ネットワークとつながらないように設計すれば、既設のインターネット回線を利用した導入も可能です。

● 統合管理ツールで他拠点や多台数の機器の設定変更や死活監視が可能

センター施設に導入した統合管理ツール(別売)から、たくさんの拠点の機器を設定変更したり死活監視することができます。

自治体様のフリーWi-Fi提供は、市民サービスの向上はもちろん、賑わいの創出、公共施設の利便性向上、観光客の利便性向上、災害時の通信手段確保と、メリットがいっぱい。フリースポットはお手軽な地域活性化の一手段として期待できます。

フリースポットを開設できる導入キット

FREESPOT協議会のサービスを利用できる

フリースポットは、FREESPOT協議会が提唱し、普及拡大の活動を行っています。導入キットは、FREESPOT協議会が推奨するWi-Fi設備であり、FREESPOT協議会がフリースポットの導入を後押しするために実施している下記のサービスを利用できます。

 ・マップ登録による施設の宣伝
 ・利用者数の確認(シスログサービス)(※マップ登録が必要)

詳細は、FREESPOT公式サイト をご覧ください。

規模や用途に応じた柔軟な構成が可能

フリースポット導入キットは、中~大規模施設向けの FS-M1266 と、小規模施設向けの FS-S1266 の2モデルがラインナップされています。FS-M1266 は、バッファローの法人向けWi-Fiアクセスポイントやスイッチと組み合わせて、多様な規模の施設、複数の施設を面的にフリーWi-Fi環境とすることが可能です。 別売のネットワーク管理ソフトウェア(WLS-ADT)を利用すれば、インターネット経由で最大3,000台の FS-M1266 やバッファローの法人向けWi-Fiアクセスポイントの集中管理が可能です。

小規模拠点でも集中管理を行う場合は、FS-S1266ではなくネットワーク管理ソフトウェア(WLS-ADT)に対応したFS-M1266が必要となります。

フリースポットの維持費用は回線代のみ

導入キットは認証サーバーを利用して認証機能を実現していますが、導入キットの所有者にランニングコストは発生しません。フリースポットの維持費用は、基本はプロバイダに支払うインターネットの回線代のみです。

導入キットのオプション機能である「i-フィルター(有害サイトへのアクセス制限)」や、別売の「ネットワーク管理ソフトウェア WLS-ADT」の維持費用、その他 機器を稼働させる電気代や、機器のメンテナンスを行う人件費は除きます。

悪質な利用者によるトラブルを回避する認証機能

不特定多数の利用者による接続リスクを下げます

無線LAN環境を不特定多数の人に提供する場合、利用者の特定手段を設けたり利用記録を取得しないと、掲示板へのいたずら書込みなど、無線LAN環境を悪質な用途に用いられる可能性があります。導入キットは、利用者の記録を取る認証機能を搭載しており警察に情報提供することができるため、ネット犯罪の抑止に役立てることができます。

取得した利用記録は協議会の認証サーバーに保存

認証機能で取得された利用記録は、FREESPOT協議会所有の認証サーバーで管理されます。協議会で利用記録を管理するので、ネット犯罪が起きた時でも、警察、裁判所、ほか関係省庁からの法令に基づく照会は、FREESPOT協議会に対応を委ねることが可能です。フリースポットの提供者は管理の手間を省くことができます。

メールアドレスとSNSアカウントによる登録手段に対応

導入キットは、メールアドレスとSNSアカウントによる登録手段に対応しています。
無線LANに初回アクセスすると、ブラウザーに表示された認証画面で、メールアドレスかSNSアカウント、どちらで利用者登録を行うか選択します。メールアドレスで登録する場合、認証画面にメールアドレスを入力し、サーバーから送られてくるメールに記載されたリンクをクリックすることで、利用者登録が完了します。SNSアカウントで登録する場合は、お使いのSNSにログインしてFREESPOTと連携すると利用者登録が完了します。2回目以降は再度 利用者登録は求められず、手軽に無線LANを利用できます。

認証の有効期限は6ヵ月ですが、接続毎に有効期間が6ヶ月に延長されます。有効期限が過ぎた後も、再登録することで利用が可能です。

任天堂ゲーム機で、’FREESPOT’のSSIDを利用する場合は、認証不要でそのままアクセスできます。’FREESPOT’以外のSSIDを利用する場合は、認証が必要です。

迷惑メール防止機能、メールフィルターを設定した携帯電話では「@freespot.com」からのメールを受けられるようにしてください。

オーナーは利用者のメールアドレスを取得することはできません。

インターネット上で利用者登録をすることも可能です。登録フォームはこちら

2022年11月現在、Google、Twitter、Yahoo! JAPAN の3つのSNSアカウント認証に対応しています。Facebookを利用したログインにつきましては現在停止しております。

メールアドレスが登録されていないSNSアカウントでは、利用者登録できません。

5ヶ国語に対応したメール認証画面

認証画面の表示言語は日本語・英語・中国語繁体・中国語簡体・韓国語の5言語に対応。認証画面はブラウザーの言語設定に従い、適切な言語の認証画面が自動で表示されます。手動で言語を選択することも可能です。

警察対応の流れ

すべてのフリースポット導入キットは、ネット犯罪を防止するため、アクセスログを取得しています。
アクセスログが必要になった場合、FREESPOT協議会は、警察、裁判所、ほか関係省庁からの法令に基づく照会(捜査関係事項照会書)によってのみ、ログ提供を行います。詳細は、FREESPOT公式サイトの、「[トラブル編] ネット犯罪が発生し、FREESPOTのアクセスログが必要になった場合は?」(別サイトにジャンプします)をご覧ください。

フリースポットの利用シーン

こんな場所に最適です

宿泊施設・飲食店

休憩スペース、飲食スペースにフリースポット導入。快適な雰囲気を作り、人の呼び込みに活用。

商店街

利便性を高め、商店街への来訪を促進。ポップアップで商店街情報も配信、来訪者の回遊を促進。

観光施設

観光客に無料無線LANを提供。口コミ情報発信により、来訪者が更に増加。

駅・空港・港

交通機関の待ち時間に無料無線LANを提供。利用者の満足度向上に貢献。

公共施設

住民サービスや災害時の情報インフラとして無料無線LANを整備。市役所、図書館、スポーツ施設などに。

国立公園

自然環境でテレワークを行うワーケーション用に、仕事環境としての無線LAN環境を整備。

集客や防災への活用(特集ページ)

Wi-Fiを利用して導入できるITサービスが拡大中。改善アイデア例や対応サービスをご紹介します。

災害時に活用できるWi-Fi環境の整備例をご紹介するほか、それらを平常時も活用できる観光・教育での構成例を紹介します。

導入事例

加茂市内に位置するJR東日本 加茂駅には、全長約1,300mにわたり7つの商店街が駅前から連なっています。コロナ禍で利用者が減っていた各商店街を活性化し、交流人口の増加につなげるため、「FREESPOT」環境を整備

市民への健康促進を図る「滑川市総合体育センター」と「滑川市スポーツ・健康の森公園」。収容可能人数が多く、利便性向上のほか災害時の避難拠点としての役割も担うため、公衆Wi-Fi環境を整備

公園に隣接するサンライズ淡路をコワーキングスペースとして整備し、公衆Wi-Fiサービスを導入。ワーケーション利用だけでなく都市部の企業と地元企業のマッチングを図る拠点としても活用

ワーケーションができる温泉地をテーマに「FREESPOT」を導入。すでにWi-Fi整備が済んでいる一部地域を中心に接続可能エリアを広げ、温泉街一帯でつながる公衆Wi-Fi環境を構築

亀岡市役所の地下1階の食堂スペースを、憩いの場としてリノベーション。公衆Wi-Fiを導入し、Webサイト閲覧や動画視聴、リモートワーク、職員の打ち合わせ、ウェビナー開催など幅広い用途に活用

北海道胆振東部地震で避難地における情報収集の重要さを実感し、「道の駅(四季の館)」「穂別キャンプ場」「穂別博物館」に防災インフラとしても利用可能な公衆Wi-Fiを導入

町のイントラネット網と総務省の補助金を活用し、防災インフラを兼ねる公衆Wi-Fiサービスを構築。台風の際に外部と連絡が取れなくなる問題を解決

熊本地震を教訓に。公衆無線LANサービス「くまもとフリーWi-Fi」を拡充し、指定避難所の一部施設でも利用可能に。市役所から一元管理された「防災Wi-Fi」を実現

業務ネットワークと分離できてセキュリティー面も安心。来店者向けのWi-Fiとして、手軽さと安全性を両立した公衆Wi-Fiサービス「FREESPOT」を提供。


フリースポット導入キット